CES 2025におけるIntelの基調講演レポートでの内容は別途お届けする予定だが、Desktop向けのArrow Lake-Sの追加SKUが日本時間の1月7日、Intel Arkで明らかになったので先に紹介しておきたい。
今回追加されたのはCore Ultra 5が6製品、Core Ultra 7が3製品、それとCore Ultra 9が2製品の合計11製品となる(表)。いずれの製品もPL1、つまりProcessor Base Powerは65Wないし35W(T SKU)であるが、PL2(Maximum Turbo Power)は112W~182Wに設定されている。
いずれの製品もDDR5-6400をサポート、最大192GBまでのメモリをサポートするが、いくつかのSKUにはECCが有効なオプションが提供されている。これはこのSKUではvProが有効にできるためで、要するにBusiness Desktopとして利用する場合用ということらしい。
推定小売価格は、下が$221.00(Core Ultra 5 225G)、上が$579.00(Core Ultra 9 285)と、比較的入手しやすい価格に抑えられている。なおこのCore Ultra 9 285と、既に発売済のCore Ultra 9 285KのみTVB(Thermal Velocity Boost)がサポートされている。
いずれの製品も2025年第1四半期にLaunchとされている。現時点では詳細な発売時期、あるいは日本における価格などは公開されていない。