ノジマは1月6日、PCメーカー・VAIOの子会社化が完了したと発表した。

子会社化によるVAIOの事業運営方針やユーザーとの関係に変化はないが、「VAIOの持続的な事業拡大に向けて、ブランド力と高い品質を維持しながら、VAIOの成長ポテンシャルをさらに引き出せるように、VAIOの経営方針を尊重していく」とする。

  • VAIOの新たな旗艦モデル「VAIO SX14-R」。深緑のグリーンが印象的なノートPCだ

既報の通り、ノジマは2024年11月にVAIOを買収すると明かしていた。

今回、ノジマの100%子会社を通じて、VAIOおよびVAIO株式を保有するVJホールディングス3の株式取得が完了。ノジマは2025年1月6日付で、直接または間接的にVAIOの発行済株式数の約93.2%を保有しており、VAIOはノジマのグループ会社の1つとなった。

ノジマでは自社とVAIOの顧客基盤を活用した事業機会の創出・拡大など、それぞれの強みを生かしたグループシナジーを発揮することで、VAIOの魅力を国内外のユーザーへ届け、グループ企業価値の向上を目指すとしている。

子会社化が2025年3月期の業績に与える影響については現在精査中。今後、業績予想の修正や公表すべき事項が生じた場合は速やかに公表するという。