フジテレビとFODで放送・配信されるドラマ『私は整形美人』(16日スタート、毎週木曜25:25~)に、久保田紗友と長妻怜央(7ORDER)が出演する。

  • 久保田紗友

このドラマは、整形で顔を変えるほど外見に強いコンプレックスを抱き、整形してもなお、常に人の目を気にしてしまう片桐美玲(石井杏奈)が主人公。本田響矢演じる超クールな同級生・坂口慧との関係の中で、容姿への劣等感、承認欲求、恋愛、将来の夢など、若者が抱える等身大の悩みに向き合いながら、幸せになるために奮闘する。

久保田が演じるのは、“天然美人”を武器に同級生の男性陣を翻ろうする榎本穂波。好意を抱く慧に振り向いてもらえないことを理由に、裏でことある事に画策し美玲を陥れるが、実はある闇を抱えていて…。

長妻が演じるのは、陽キャラでノリが良く、後輩からも慕われている大学の先輩・向井優。一目惚れした美玲に猛アタックするも、彼女の良き理解者でもあり、優しく包む見守り男子だ。慧と優の恋のバトルや穂波の嫉妬など、一筋縄では行かない美玲と慧の恋模様も描かれる。

さらに、美玲の憧れの人で慧の母親役に田中美里、整形反対派で美玲の父親役に森下能幸と、実力派のベテラン俳優陣も脇を固める。

  • 長妻怜央(7ORDER)

コメントは、以下の通り。

■久保田紗友

穂波役を頂き台本を読んだ時、穂波の行動や言葉への理解に苦しみました。ですが、穂波を探れば探るほど、抱えてる孤独の大きさや今にも崩れ落ちそうな脆さに寄り添いたくなりました。人は人から受け取ったものしか人に与えられないように、穂波は今まで生きてきた中で充分な愛情を与えられてこなかった分、偏った生き方しか知らない女性なのだと思いました。そんな穂波が救われますようにと願いながら撮影した日々が印象に残っています。視聴者の皆さんにとって心地よい存在とは言い難いかもしれませんが、穂波の行く末を最後まで見届けて頂きたいです。そして、観終わった後に少しでも自分自身を肯定できるような作品になっていたら嬉しいです。

■長妻怜央(7ORDER)

向井優役を演じさせていただきました、長妻怜央です。『私は整形美人』という、美しくもセンシティブな作品にどう向き合っていくのか、最初はすごく悩みました。役について紐解いていき、「優」という名前の意味から考えていきました。すると自分が作品にいる意味、見ていただく方に「向井優」が何を伝えるべきなのかが見えてきました。撮影に入り、コメディでありながら現実を突きつけられるようなセリフに何度もドキッとさせられました。キャストそれぞれが持つ想いが、皆さんを物語へと寄り添い連れて行ってくれると思います。ぜひ楽しんじゃってください!!

【編集部MEMO】
石井杏奈は、今作の主演を務めるに当たり「美玲は家族に愛され、とても明るくて、小さな幸せをしっかりと掴むことができる子です。歩む道が少し険しくて挫けそうになっても自分のペースで進み続けることをやめなかった。美玲の事を毎日考え、演じていると、いつのまにか美玲の強さに自分が救われている事に気づきました。外面も内面も理想を求めて進む日々。人との比較によって生まれるコンプレックス。誰しもが抱くその想い達を温かく受け止め優しくそっと背中を押してくれる作品です。どんな意見にも寄り添ってくださる心の広い野口監督はじめスタッフの皆さんと、クールな見た目とは裏腹に愛嬌満載で真面目な本田響矢くんはじめキャストの皆さんと、たくさんの方々が強く生きる為の小さな糧になるようにと愛を込めて作りました。どうか、届きますように」とコメントしている。

(C)メンギ・LINE Digital Frontier/NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン