激動の2024年が終わり、新たに迎えた2025年。様々なイベントが目白押しだが、今年の目玉イベントと言えばやはり4月より開幕する「大阪・関西万博」だろう。
すでに開幕まで100日を切っており、来場の予定を立てている人、これから立てる人も多いはずだ。だが、せっかく関西方面へ足を伸ばすのであれば、周辺の観光も楽しみたいもの。ただし、会場がある「夢洲」の近辺や大阪府の宿泊施設などは多数の来場者によって大混雑も予想される。そんな人におすすめなのが、神戸市を代表とする兵庫県エリア。神戸市であれば会場までも30km圏内、尼崎市であれば15km圏内と、比較的アクセスしやすい(※)はずだ。
ここではそんな「大阪・関西万博」来場への穴場ともなりうる、神戸市や兵庫県の周辺エリアにて、おすすめの宿泊施設を紹介していきたい。
※万博会場までの正式なアクセスや交通手段については「大阪・関西万博」公式発表をご確認ください。
■摂津エリア
まずは、夢洲へ最も近い兵庫県のエリア「摂津」周辺から紹介していこう。摂津エリアは、兵庫県の南東に位置し前述した通り夢洲にもそう遠くない尼崎市や神戸市のほか、有馬温泉などもある兵庫県を代表するエリアだ。
▼神戸メリケンパークオリエンタルホテル
「神戸メリケンパークオリエンタルホテル」は、周囲270度が海に囲まれており、全室バルコニー付きの客室からは神戸の絶景が一望できる。また、テラスダイニングや神戸牛を堪能できるステーキハウス、本格的な中国料理といった4つのレストランも用意されており、充実したホテルステイができるだろう。
・神戸メリケンパークオリエンタルホテル
〒650-0042
兵庫県神戸市中央区波止場町5番6号
TEL:078-325-8111
FAX:078-325-8106
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▼都ホテル尼崎
「都ホテル尼崎」は、大阪と神戸を結ぶ尼崎市に位置するホテル。万博会場へのアクセスや各地への観光はもちろん、ビジネスパーソンにとっても魅力的な立地だ。地上100m、22階、地下1階というまさに尼崎のランドマークとも言えるホテルとなっている。高層階の南側からは大阪ベイエリア、北側からは伊丹・宝塚・北摂エリアを一望できる。あらゆるニーズに応える都ホテル尼崎を拠点として観光を満喫するのも一興だ。
・都ホテル尼崎
〒660-0881
兵庫県尼崎市昭和通2丁目7-1
TEL:06-6488-7777
FAX:06-6488-0700
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▼兵衛向陽閣
「兵衛向陽閣」は、創業なんと700年以上という有馬が誇る老舗旅館。日本三古湯の一つにも数えられる有馬温泉には、金泉と銀泉、2種類の温泉があることを知っているだろうか。金泉は含鉄強塩泉という濁った赤褐色が特徴で、鉄分や塩分が豊富なため保温効果や保湿効果が高いと考えられている。兵衛向陽閣では、すべての湯処でその金泉が楽しめる。また、伝統と四季を感じ楽しめる懐石やビュッフェといったレストランも充実。日頃の疲れから解放され身も心も癒されてみてはいかがだろうか。
・兵衛向陽閣
〒651-1401
兵庫県神戸市北区有馬町1904
TEL:078-904-0501
FAX:078-904-3838
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■但馬エリア
万博会場からは離れてしまうが、兵庫県にはほかにも魅力的な地域が多数存在している。その一つが但馬エリアだ。兵庫県北部に位置し、中国山地や日本海に近い、自然豊かなエリア。城崎温泉や竹田城跡といった観光名所のほか、神戸牛や松阪牛といったブランドビーフのルーツである但馬牛が特産となっている。もちろん、こちらを目当てに訪れる観光客も多い。時間が許すのであれば少し足を伸ばしてみてほしい。
▼心の宿 三國屋
「心の宿 三國屋」は、JR城崎温泉駅から徒歩3分に位置する旅館。もともと城崎温泉は、外湯と呼ばれる公衆浴場があり、浴衣を着て風情ある温泉街を歩きながら外湯をめぐる"外湯めぐり"が人気。心の宿 三國屋は、それぞれの外湯までのアクセスもよく、外湯めぐりにもピッタリと言える。さらに、館内の4つの内湯はすべて宿泊者限定の貸し切り風呂となっている。混浴も可能なため、家族や友人同士、カップルで贅沢に城崎温泉を満喫してみてはいかがだろうか。
・心の宿 三國屋
〒669-6101
兵庫県豊岡市城崎町湯島221
TEL:0796-32-2414
FAX:0796-32-2679
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大阪・関西万博の開幕を心待ちにしつつ、観光名所や絶品の地元グルメが勢ぞろいする兵庫県にも、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。