JR東日本盛岡支社は、2025年3月15日のダイヤ改正で、山田線盛岡~宮古間の輸送体系を見直すと発表した。利用状況をもとに一部列車の運転区間・時刻を変更。盛岡~宮古間の全区間通して走る列車が現行の上下各4本から上下各3本に減便となっている。

  • 山田線の快速「リアス」はダイヤ改正後も上り1本・下り2本を運転

上りは朝の時間帯に運転している宮古駅6時45分発・盛岡駅9時27分着の普通列車を宮古駅から上米内駅まで運転取りやめとし、上米内駅9時22分発・盛岡駅9時37分着に変更。全区間通して運転する上り列車は、宮古駅9時19分発・盛岡駅11時41分着の快速「リアス」1本、宮古駅15時54分発・盛岡駅18時21分着と宮古駅17時14分発・盛岡駅19時48分着の普通列車2本となる。

下りは夕夜間に運転している盛岡駅17時46分発・宮古駅20時21分着の普通列車を上米内~宮古間で運転取りやめとし、盛岡駅17時46分発・上米内駅18時1分着に変更。全区間通して運転する下り列車は、盛岡駅6時32分発・宮古駅9時1分着の普通列車1本、盛岡駅11時9分発・宮古駅13時30分着と盛岡駅13時12分発・宮古駅15時31分着の快速「リアス」2本となる。

なお、上米内~川内間の途中駅である区界駅と松草駅(盛岡~宮古間で運転される普通列車のみ停車。快速「リアス」は通過)に関して、ダイヤ改正後の停車本数は上り2本・下り1本に。午前中に運転される盛岡駅6時32分発・宮古駅9時1分着の普通列車が、両駅における下り最終列車となる。