JR北海道は、2025年3月15日のダイヤ改正で、特急列車の上り「北斗2号」の停車駅を見直し、所要時間を短縮すると発表した。現行の停車駅のうち、伊達紋別駅、大沼公園駅、五稜郭駅を通過とし、札幌駅から函館駅まで所要時間3時間29分の最速達列車とする。
特急「北斗」は函館~札幌間で定期列車を上下各11本設定。他に臨時列車も運転される。大半の列車が函館~札幌間を所要時間4時間弱程度で運転する中、現行の上り「北斗2号」は札幌駅6時0分発・函館駅9時33分着で運転され、所要時間は3時間33分となっている。
同列車は現在も他の列車が停車する登別駅や洞爺駅を通過している。2025年3月のダイヤ改正でさらに停車駅を見直し、伊達紋別駅、大沼公園駅、五稜郭駅を通過に。ダイヤ改正後の「北斗2号」は札幌駅6時0分発・函館駅9時29分着となり、途中の新札幌駅、南千歳駅、苫小牧駅、東室蘭駅、長万部駅、八雲駅、森駅、新函館北斗駅に停車。所要時間を4分短縮し、3時間29分とする。