日本の中心に位置する岐阜県美濃市(みのし)は、天下の名川・長良川や緑濃い山々など豊かな自然と1,300年の伝統を誇る「美濃和紙」、中心市街地には、江戸時代に築かれた伝統的な建造物が多く残り、歴史的景観が保たれるなど伝統文化が息づくまち。

市内には、「美濃和紙の里会館」や、江戸時代から明治・大正時代の歴史的建造物が建ち並ぶ「うだつの上がる町並み(国重要伝統的建造物群保存地区)」などがあり、年間を通じて多くの観光客が訪れているそうです。

また、毎年開催される「美濃和紙あかりアート展」は、「美濃和紙」と「うだつの上がる町並み」のコラボレーションとして、数多くの独創的なあかりの作品が展示され、幻想的な世界が醸し出されます。

今回は、「美濃橋」をはじめとする美濃市の「うだつの上がる町並み」エリアの魅力的な観光スポットや、新着の返礼品について紹介していきます。

美濃市の観光スポットについて

  • 美濃橋

・美濃市加治屋町1959-1(美濃市観光案内所)
【美濃橋】
・アクセス:長良川鉄道「梅山駅」から徒歩約15分
岐阜バス岐阜美濃線「小倉公園前」下車徒歩8分
東海北陸自動車道美濃ICから約10分
【うだつの上がる町並み】
・アクセス:長良川鉄道「美濃市駅」から徒歩約15分
岐阜バス岐阜美濃線「うだつの町並み通り」下車、徒歩5分
東海北陸自動車道美濃ICから約5分
※公共交通機関の最新の運行情報・運休情報につきましては、各社のホームページ等をご確認ください。

「うだつの上がる町並み」からもほど近い「美濃橋」は、大正5年に竣工されました。“日本最大級の支間を実現した吊り橋”として歴史的価値の高い近代建造物で、長良川を渡る真っ赤な姿が魅力的な、現存する日本最古の近代吊り橋です。

橋長113m、支間(支点と支点の間の距離)116m、幅員3.1mの「美濃橋」は、人と自転車しか通れないので安心! 緑深き山々と澄んだ長良川を眺めながらゆっくりと楽しめます。

令和3年3月9日に改修工事が完了したそうで、夜間照明が設置され、夜間になると写真撮影に訪れる人が多くいるそうです。

  • うだつの上がる街並み

江戸時代に領主・金森長近(かなもりながちか)によって造られた城下町で、風情のある商家が軒を連ねている「うだつの上がる町並み」は、重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、とても美しい状態で歴史的な建物や伝統的な町並みが残されています。

重要文化財に指定された住宅や「美濃和紙あかりアート館」など見応えのあるスポットがあり、通りにはカフェやお土産屋さん、雑貨店などバラエティに富んだお店が建ち並んでおり、ゆったり散策を楽しめるのも魅力的です。

  • 美濃まつり

毎年4月には、まちを代表するお祭りの一つ「美濃まつり」が開催されます。「花みこし」「山車(だし)」「流し仁輪加(にわか)」の3部からなる八幡神社の祭礼です。「花みこし」は、美濃和紙の産地らしく桜色に染めた和紙の花をつけた“しない”を250~300本みこしの屋根に取り付けたもので、まるで美しい桜の花が乱舞しているかのようなのだとか。

新着! 美濃市のふるさと納税返礼品について

11月に登録されたばかりの新着返礼品「芋焼酎 えっきょう」を紹介します。ラベルに美濃和紙が使われている、地元にこだわった逸品です。

本格芋焼酎 えっきょう 720ml×1本

・提供事業者:株式会社 紫屋
・岐阜県美濃市生櫛1557番地1
・内容量:720ml×1本
・寄附金額:1万2,000円

原材料であるサツマイモは美濃市で栽培された紅はるかを、麹米の米は岐阜県産、酵母は岐阜県で開発され焼酎での使用が初めてとなる「清酒用G酵母」を使用。地元産にこだわった素材でつくられた焼酎です。華やかな香りと淡麗な味わいが特徴で、お湯割りはもちろん水割り、炭酸割りで楽しむのもおすすめなのだそう。


今回は岐阜県美濃市の観光スポットと、新着の返礼品を紹介しました。「美濃橋」や「美濃和紙あかりアート館」など、「うだつの上がる町並み」周辺は美濃市自慢の歴史的な建造物を楽しめるスポットばかり。「美濃まつり」で開催される「流し仁輪加」は、最後にオチがつく風刺と酒落をきかせた即興劇なのだそう! ぜひ一度チェックしてみてください。