JR東日本新潟支社は、2025年3月15日のダイヤ改正に合わせ、越後線の新駅、上所駅が開業すると発表した。あわせて越後線(吉田~新潟間)、白新線(新潟~新発田間)、羽越本線(新津~新発田間)でワンマン列車の利用方法を変更することも発表された。
上所(かみところ)駅は越後線の白山~新潟間に設置される新駅。白山駅から約1.6km、新潟駅から約1.5kmの距離にあり、鉄道施設として2面2線のホーム(延長125m、6両対応)とホーム上家(延長60m、3両対応)、階段を設置。都市施設としてエレベーター(ホーム階、地上階、地下階に停止)も設置する。駅前広場については、上所駅の開業日と同時期の暫定供用開始をめざし、現在、新潟市において事業を進めているところだという。
開業日は始発から営業を行う。上り初列車の時刻は5時5分(新潟駅5時2分発、吉田行の普通列車)、下り初列車の時刻は5時47分(吉田駅5時0分発、新発田行の普通列車)とされている。
上所駅は開業後、無人駅として営業する。ダイヤ改正に合わせ、越後線は吉田~新潟間でワンマン列車の利用方法を変更。無人駅を含む各駅ですべてのドアから乗降可能とすることで、混雑時でも利用しやすくする。白新線の新潟~新発田間、羽越本線の新津~新発田間も、ワンマン列車の運転時、無人駅で進行方向1両目後方のドアから乗車・1両目前方のドアから降車する現行の方法を改め、無人駅を含む各駅ですべてのドアから乗降可能にするとのこと。なお、新潟支社管内の羽越本線、信越本線、上越線で、一部列車をワンマン運転に変更することも発表している。