JR西日本は、2025年3月15日のダイヤ改正で、平日朝・夜の通勤時間帯に運転している通勤特急「らくラクやまと」の停車駅を増やすと発表した。現行の停車駅に加え、新たに大和路線(関西本線)の柏原駅と八尾駅にも停車する。

  • 通勤特急「らくラクやまと」は奈良～新大阪間を大和路線・大阪環状線経由で運転

通勤特急「らくラクやまと」は2024年3月のダイヤ改正に合わせてデビュー。平日朝に奈良発新大阪行、平日夕夜間に新大阪発奈良行を設定し、大和路線・大阪環状線経由で運転されている。

車両は287系3両編成を使用し、全車指定席。現在、「らくラクやまと」の運転時刻は奈良駅7時16分発・新大阪駅8時19分着、新大阪駅19時43分発・奈良駅20時46分着となっており、奈良～王寺間の各駅に停車するほか、久宝寺駅、天王寺駅、大阪駅(うめきたエリア)にも停車する。

2025年3月のダイヤ改正で、これらの停車駅に加え、大和路線の王寺～久宝寺間で通過していた柏原駅と八尾駅を停車駅に追加。運転時刻も一部変更し、平日朝の列車は奈良駅7時13分発・柏原駅7時41分発・八尾駅7時46分発・新大阪駅8時20分着、平日夕夜間の列車は新大阪駅19時44分発・八尾駅20時14分着・柏原駅20時18分着・奈良駅20時43分着で運転する。