JR東日本は、2025年3月15日のダイヤ改正で、特急「しらゆき」を利用しやすい時間に変更すると発表した。運転本数は変えずに時刻を変更し、利用の見込める夕夜間に上下各1本を設定。北陸エリアへのアクセスを向上させ、利用促進を図るとしている。
現行の特急「しらゆき」は新井・上越妙高~新潟間で上下各4本を運転。下り「しらゆき1・3・5・7号」は北陸新幹線と接続する上越妙高駅を7時27分・10時33分・13時9分・17時23分に発車。上り「しらゆき2・4・6・8号」は新潟駅を7時37分・10時23分・13時6分・19時59分に発車する。
2025年3月のダイヤ改正で、下りは現行の「しらゆき1号」に代わり、新井駅19時18分発・上越妙高駅19時26分発・新潟駅21時25分着の「しらゆき7号」を設定。朝の列車がなくなる一方、夕夜間の列車が1本増える。他の3本は号数を繰り上げ、新井駅10時23分発・上越妙高駅10時31分発・新潟駅12時30分着の「しらゆき1号」、上越妙高駅13時9分発・新潟駅15時7分着の「しらゆき3号」、上越妙高駅17時23分発・新潟駅19時25分着の「しらゆき5号」として運転する。
上りは「しらゆき8号」の運転時刻を3時間半以上繰り上げ、ダイヤ改正後は新潟駅16時25分発・上越妙高駅18時24分着・新井駅18時31分着で運転。他の3本はおおむね現行通り(「しらゆき2号」は新潟駅7時35分発・上越妙高駅9時39分着・新井駅9時46分着、「しらゆき4号」は新潟駅10時23分発・上越妙高駅12時24分着、「しらゆき6号」は新潟駅13時5分発・上越妙高駅15時5分着)とする。
なお、特急「しらゆき」が走行するえちごトキめき鉄道(妙高はねうまライン)の停車駅も一部変更に。引き続き全列車が新井駅、上越妙高駅、高田駅に停車するほか、一部列車が春日山駅に停車する。えちごトキめき鉄道によれば、ダイヤ改正後の下り「しらゆき1号」が春日山駅に新規停車(10時40分発)し、上りは「しらゆき6号」(春日山駅14時56分発)に加え、運転時刻を繰り上げる「しらゆき8号」も春日山駅に停車(18時13分発)するとのこと。