JR東日本高崎支社は、2025年3月15日のダイヤ改正で、八高線(高麗川~高崎間)の輸送体系を見直すと発表した。列車の増発と一部列車の運転取りやめ、運転時刻の見直しなど行う。ダイヤ改正後、すべての列車を2両編成のワンマン運転とする。
八高線の非電化区間を含む高麗川~高崎間の普通列車は、現行のキハ110系に代わり、ディーゼルハイブリッドシステムを搭載した新型車両HB-E220系を投入し、2025年度下期から営業運転開始する予定。2025年3月のダイヤ改正で、新型車両投入に向けた輸送体系の見直しを行う。
増発する列車は朝の時間帯に群馬藤岡~高崎間で1往復設定。上りは高崎駅6時55分発・群馬藤岡駅7時9分着、下りは群馬藤岡駅7時21分発・高崎駅7時36分着で運転される。
あわせて朝の時間帯に運転される上り普通列車の運転時刻も見直す。現行の高崎駅6時35分発、高麗川行は高崎駅の発車時刻を17分繰り上げ、高崎駅6時18分発・高麗川駅8時5分着(寄居駅から高麗川駅まで現行と同時刻)に。現行の高崎駅7時8分発、児玉行は高崎駅の発車時刻を22分繰り下げ、高崎駅7時30分発・児玉駅7時53分着とする。なお、この列車の折返しとなる下り普通列車(現行の時刻は児玉駅7時43分発・高崎駅8時9分着)はダイヤ改正に合わせ、運転を取りやめる。
現行の高崎駅7時54分発、高麗川行は高崎駅の発車時刻を1分繰上げ、群馬藤岡駅・児玉駅などの時刻を9分繰下げ、寄居駅・小川町駅などの時刻を5~6分繰下げとする(高麗川駅の到着時刻は現行と同じ)。他にも一部列車で運転時刻を変更するとのこと。