JR西日本は、2025年3月15日のダイヤ改正で、土休日の昼間時間帯に山陽本線の岡山~金光間で普通列車を2往復増発すると発表した。瀬戸大橋線の岡山~児島間で、普通列車の一部をワンマン列車として運転することも発表している。
山陽本線の岡山駅から倉敷方面は通勤・通学利用に加え、観光・お出かけ等の利用も多い。平日も土休日も着席できないことが多く、とくに福山方面からの普通列車は混雑する傾向にある。岡山~倉敷間で伯備線の列車も運転されるが、昼間時間帯は2両編成で運転されることが多く、山陽本線内で乗車できても混雑しているイメージが強い。
2025年3月のダイヤ改正に合わせ、岡山~金光間で土休日の昼間時間帯に普通列車を増発。下りは岡山駅10時57分発・金光駅11時29分着と岡山駅13時34分発・金光駅14時8分着の2本、上りは金光駅11時36分発・岡山駅12時12分着と金光駅14時22分発・岡山駅15時0分着の2本を設定する。列車の増発で乗車機会が増え、「観光やおでかけがより便利になります」とのこと。
ダイヤ改正後、瀬戸大橋線の岡山~児島間を走る普通列車(一部列車を除く)を対象にワンマン運転も実施。同区間を含め、岡山地区ではワンマン運転に対応した新型車両「Urara」(227系500番代)の導入が進む。昼間時間帯の茶屋町~宇野間で「Urara」によるワンマン運転も行われている。