ディズニー映画『ライオン・キング:ムファサ』の大ヒット記念クリスマスイベントで共演した子役の永尾柚乃と兄弟漫才コンビ・ミキにインタビュー。本作の魅力や共演の感想を聞いた。

  • 左から昴生、永尾柚乃、亜生 撮影:蔦野裕

本作は、息子シンバを命がけで守った父ムファサ王と、彼の命を奪ったヴィランであるスカーの若き日の物語。親と生き別れ孤児となったムファサと、後にスカーとなる若き日のタカの、血のつながりを超えた兄弟の絆に隠された驚くべき秘密を描く。超実写プレミアム吹替版で主人公ムファサ役を尾上右近、ムファサの“弟”タカ(若き日のスカー)役を松田元太が担当。亜生は前作『ライオン・キング』(2019)に続きミーアキャットのティモン役を演じ、永尾は本作の応援大使を務めている。

――『ライオン・キング:ムファサ』の魅力やお気に入りのポイントを教えてください。

永尾:兄弟なのになぜ!? というのがわかる始まりの物語で、前作の『ライオン・キング』につながる物語です。ぜひ皆さんに映画館で見ていただきたいです!

亜生:ティモンとプンバァがいなかったらけっこう重たい話で、ティモンとプンバァが重要な役割を果たしているので、そこも注目して見ていただきたいです。

昴生:『ライオン・キング』を見たことがない人も楽しめますが、『ライオン・キング』ファンはより楽しめると思います。「あの場面がここにつながるんや」という楽しさがあり、ムファサとスカーだけでなく、ラフィキの過去もわかるので。

――亜生さんは前作に続きティモンを演じられましたが、アフレコはいかがでしたか?

亜生:前作の時はいっぱいいっぱいだったので、今回の方が楽しんでできました。監督からは「ティモンは本当に何も考えてないから」「感情をこめずに感情がこもっている風の言い回しで」などと言われたんですけど、監督と笑いながら「こんな感じですか!?」「それにしよう」みたいな感じでやっていくのがめっちゃ楽しかったです。

――柚乃さんと昴生さんは、亜生さん演じるティモンいかがでしたか?

永尾:素晴らしかったです! 今日初めてお会いしたんですけど、ずっとにこにこしていて、「うわ~ティモンだ!」って思いました。

昴生:すごくよかったです。続編の話が出てから、亜生がなかなか呼ばれなかったから、干されたかと思いましたが、出ることになってよかったです(笑)。ちょろっとなのかなと思ったら、要所要所でけっこう登場していて。

亜生:僕もちょっとだけだろうと思っていたんですけど、台本をもらって「めっちゃしゃべる!」って思いました。

昴生:弟なので、「弟の声だな」ってなると思うんですけど、物語にグッと引き込まれているから、亜生だと思わず、ちゃんとティモンとして見ることができました。

――ディズニー声優というのは誇らしいですか?

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亜生:誇らしいです!

昴生:家族としても誇らしいですよ! ディズニー作品の声優、しかもティモンを演じているというのは本当にすごいことやから、三木家としては大バンザイです!

――柚乃さんも次は声優をやりたいという思いがあるそうですね。

永尾:『ライオン・キング』でサルの声をやりたいんです! クロシロエリマキキツネザルが好きなので、その役がいいです。

昴生:続編があるならぜひクロシロエリマキキツネザルをぜひ出してほしい。

亜生:柚乃ちゃんのために!

――クロシロエリマキキツネザルのどこが好きですか?

永尾:首のまわりの白いところがかわいくて好きです。