小田急電鉄は、2025年3月15日のダイヤ改正に合わせ、下北沢駅ホームの運用を一部変更すると発表した。早朝・深夜の時間帯、すべての列車種別を地下1階ホームへ停車させることで、京王井の頭線への乗換えをはじめ、駅を一層便利に利用できるようにする。
下北沢駅は複々線での営業運転を開始した2018年3月から2層構造の地下ホームを有する駅となり、地下1階ホーム(3・4番線)はおもに準急と各駅停車、地下2階ホーム(1・2番線)はおもに快速急行と急行が停車。改札は地上1階に設置されている。
2024年3月に小田急線のダイヤを一部修正した際、深夜0時頃以降の全列車(急行を含む)が地下1階ホームを使用するようになった。2025年3月のダイヤ改正で、平日・土休日の深夜だけでなく早朝の時間帯もすべての列車種別を地下1階ホームに停車させ、乗換え等の利便性向上を図る。
地下1階ホームのみの運用時間に関して、早朝の上り(新宿方面)は始発から下北沢駅5時57分発の急行まで、早朝の下り(町田方面)は始発から下北沢駅5時48分発の急行まで、深夜の上りは下北沢駅0時3分発の急行から最終まで、深夜の下りは下北沢駅0時8分発の急行から最終までとされている。