岡山県の南部に位置する備前市は、岡山県三大河川の「吉井川」が流れ、豊かな自然環境を有し温暖な気候で過ごしやすいまちです。牡蠣養殖業が県下一の生産量を誇り、市内2カ所ある魚市場は観光地として知られています。
備前エリアは、備前焼を代表とする“一千年の伝統を誇る陶芸の里”の街並みや、日本遺産に認定された「旧閑谷学校」などの伝統文化があります。
日生(ひなせ)エリアには、瀬戸内海国立公園と「海」、大小13の「島」の風光明媚な景観と、おいしい「海の幸」「くだもの」が自慢。潮風に乗って届いた海からの贈り物を味わえる、365日元気でおいしい漁師まちです。
吉永エリアは、原風景が残る「八塔寺村」があり、のどかな風景と心地よい風が心を癒やしてくれます。まちの暮らしや忙しさに疲れたときにおすすめとのこと。
今回紹介するのは、そんな備前市の人気の観光スポット「日生諸島」。大小13の島からなる多島美を楽しめます。一体どのようなところなのでしょうか。
本稿では、マイナビふるさと納税担当者が気になった観光スポットとふるさと納税返礼品を紹介していきます。
今回は備前市自慢の観光スポット「日生諸島」の詳細や、返礼品について調べてみました!
多島美が魅力的! 備前市の観光スポット「日生諸島」について
・日生諸島:備前市日生町
日生町鹿久居島/日生町頭島/日生町大多府島/日生町鴻島/日生町鶴島/日生町曽島
大小13の島からなる日生諸島は、全国的にも牡蠣の養殖地として有名で、「全国牡蠣-1グランプリ加熱部門」初代グランプリにも輝いた「日生かき」の生産地です。日生の海は牡蠣に必要な栄養素が豊富に含まれており、1年物の牡蠣は特有の臭みも少なく、クリーミー! 「五味の市」では、海の幸を堪能できます。
日生町近隣の海では、40年近く前から日本で最初に「アマモ場再生活動」を行い、アマモが増えることで魚の産卵場所となったり、水質浄化や栄養の供給に役立ったり、エサ場にもなったりと、魚にも海にもとても大切な場所を育んでいます。
また、晴れの国岡山の太陽と潮風を受けて育つみかんの栽培が盛ん。船でしか行けない島もあり、そこでしか体験できない自然探求ハイキングやみかん狩りなど、たくさんの魅力が詰まっている地域です。
「鹿久居島(かくいじま)」は、島の名前の通り野生の鹿が多く生息しています。秋にはみかん狩りを楽しめます。
「頭島(かしらじま)」は、ペンションや民宿が多く点在し、1年を通して新鮮な魚介料理を味わうことができます。鹿久居島から橋続きで行けるのだそう。
「大多府島(おおたぶじま)」は、船で渡れる長さ100m、幅約8mの見事な石造り防波堤が、300年余りを経た現在も美しい姿をとどめており、国の登録有形文化財に登録されています。他にも灯籠堂や六角井戸などの史跡が多く残る島です。
「鴻島(こうじま)」は、船で渡れる別荘地やみかん栽培の地としても有名です。作曲家・演歌歌手の岡千秋の出身地なのだそう。
「鶴島(つるしま)」は、無人島です。キリシタン流刑地としても知られており、キリシタン殉教者碑・キリシタン史跡マリア像が建てられています。
「曽島(そしま)」は、無人島。全島が流紋岩からなっています。
自治体からのメッセージ
日生地区には、穏やかな瀬戸内の気候を存分に生かした特産品が多くあります。特に、牡蠣やみかんはこれからがシーズンです。近年はおしゃれなカフェも多く、映え写真が撮れること間違いなし! また、海に日生諸島の島々や牡蠣イカダが浮かぶ景色は心を癒やしてくれます。備前市でお待ちしております!
備前市のふるさと納税返礼品について
今回紹介した日生諸島の一つ「頭島」で水揚げされる牡蠣、「鴻島」で栽培されるみかんを紹介します。
【2025年発送】【厳選! 】日生頭島大粒殻付き牡蠣「島のしずく」(加熱用・20個)と「島レモン」
・提供事業者:山脇 栄
・岡山県備前市日生町日生頭島
・内容量:岡山県備前市日生町産殻付カキ「厳選・大粒」20個(島レモン1個付き)
・寄附金額:1万2,000円
瀬戸内海「日生諸島」は潮通しがよく、養分も豊富。そこに浮かぶ頭島近海で手塩にかけて育てた自慢の牡蠣です。色白でプリプリ、加熱しても縮みにくいのが特徴。その中から大ぶりなものだけを厳選し、殻を丁寧に洗浄したものが、生産者である漁師から直接届きます。焼きや蒸しで味わうのがおすすめとのこと。
みかん ひなせしらぬい 5kg
・提供事業者:横山農園
・岡山県備前市日生町日生鴻島2679-19
・内容量:ひなせしらぬい 約5kg入箱
・寄附金額:1万3,000円
※令和7年3月発送
「清見」と「ポンカン」の掛け合わせによりできた品種を鴻島で栽培した「ひなせしらぬい」です。味は甘く、濃厚で清見らしいほんのりとした酸味が特長です。
今回は岡山県備前市の観光スポット「日生諸島」の魅力と、返礼品を紹介しました。13もの島を楽しめる日生諸島は、船でしか行けない島や海産物が堪能できる魚市場など、それぞれの島で個性と特色を満喫できます。直接訪れることが難しくても、返礼品で島の味覚を楽しむことができます。気になる方は一度チェックしてみてくださいね。