韓国出身のインフルエンサーであり、韓国グラビアのパイオニアでもあるピョ・ウンジ。2022年から日本での活動を本格的に開始し、写真集をリリースするなどグラビアを中心に活躍しており、YouTubeのチャンネル登録者数は200万人、インスタグラム は157万人を超えている。

日本でも大活躍のピョ・ウンジが12月6日にデジタル写真集『大胆なアマリリス』を発売。「現代のOL・ウンジが昭和にタイムスリップ」をテーマに様々な表情を見せているウンジに、同作の魅力や日本での活動で感じた幸せについて聞いた。

ピョ・ウンジ デジタル写真集『大胆なアマリリス』(ワニブックス) 撮影:佐藤裕之

ピョ・ウンジ、デジタル写真集『大胆なアマリリス』をリリース

――最新デジタル写真集『大胆なアマリリス』を発売されました。今作の見どころを教えてください。

今回の作品では、現代的な姿と昭和時代の姿の両方をご覧いただけます! 特に昭和時代の雰囲気と衣装は、初めてお見せするような気がします。美しい庭のある日本の伝統的な家屋と、初めての昭和時代雰囲気の私の姿を見てください!

――日本家屋でも撮影されたんですね。撮影で印象的だった出来事はありますか?

撮影日はとても暑かった記憶があります。屋外での撮影中は日差しが強すぎて、蚊にも刺されました(笑)。

あとは、カップラーメンを食べるシーンの際に着ていた衣装は、実は撮影直前にスタイリストさんが直接カットしてくれたんです。思ったより短く切られたので驚きましたが、そのおかげでドキドキするような写真が生まれました(笑)。

――その場で衣装をカットされるのはすごい経験ですね! 写真集内でも様々な衣装を着用されていますが、いちばんお気に入りのカットを教えてください。

ドアにもたれて赤いスカートを持ち上げたカットです。何だか秘密めいていて、神秘的な雰囲気に仕上がったので、とても気に入っています。

――また、今回は「現代のOLウンジが昭和にタイムスリップ」がテーマですが、“令和のOL”の表現する際に意識したことを教えてください。

衣装のポイントは、タイトなオフィスルック+眼鏡です。それから、写真で見えるかはわかりませんが、コンビニのビニール袋の中に缶コーヒーが入っているなど、実はリアルなディテールが隠されています(笑)。ただ女性らしいだけでなく、堂々として明るい姿も表現してみました。

――一方で、初めての“昭和レトロな女子”の衣装を着てみてどうでしたか?

ふわふわしたスカートと繊細なブラウス……とても気に入りました。淑女になったような気分というのでしょうか? もしかすると、昭和と私は相性がいいのかもしれません(笑)。

2022年から日本での活動を本格スタート 目標はテレビ出演

――現代のOLもレトロなルックも似合うウンジさんですが、2022年から日本での活動をスタートさせて以降、グラビアで注目を集め、写真集発売など活動の幅を広げてきました。

日本での活動で一番楽しいのは、日本のファンの皆さんに少しでも近づけることと、ファンを増やしていくことです。雑誌や写真集を通じて私の多様な姿をお見せしたり、新しい仕事に挑戦できることもとても幸せです。特に苦労していることはありませんが、強いて言えば、日本に来るときはスケジュールを詰め込むため、いつも疲れてしまうことくらいでしょうか(笑)。

――ファンの皆さんもウンジさんの姿を見れる機会を楽しみにしていると思います。これまでの日本での活動で思い出に残っていることはありますか?

年月を重ねるごとにオフラインイベントで知っているファンの方が増えていることです。今では、一度でもイベントに来てくださった方を見ると、私から「覚えています!」と言えるようになりました。

――すごい記憶力ですね! ファンの方も覚えてもらえると嬉しいですね。また、2022年にインタビューをした際に、日本語の勉強を頑張りたいとおっしゃっていましたが、その後はいかがでしょうか……?

えーっと……ノーコメントです(笑)。簡単ではなかったです……もっと頑張ります!

――まだまだこれから成長できますね! 最近覚えた日本語はありますか?

「プニプニ」です!(笑)。最近、コミケの準備で同人誌の名前を決めるときに覚えました。響きがかわいくてタイトルにしました。

――最後に、日本での活動で叶えたい夢を教えてください。

まず一番近い夢は、もうすぐ発売される私のエッセイ『もっと前へ、そして「その先」へ―― ピョ・ウンジはなぜグラビア不毛の地・韓国でグラビアモデルを始めたのか』(双葉社)がベストセラーになることです(笑)! 皆さんの応援が必要です! よろしくお願いします!

そして、いつか日本のテレビにも出演したいです。そのためには日本語の勉強をもっと頑張らないといけませんね(笑)。

■ピョ・ウンジ
8月11日生まれ。韓国出身のグラビアモデル、女優、インフルエンサー。“韓国グラドルの第一人者”“韓国グラビアのパイオニア”と言われ、グラビア不毛の地・韓国にてグラビア界を開拓した。初のフォトエッセイ『もっと前へ、そして「その先」へ―― ピョ・ウンジはなぜグラビア不毛の地・韓国でグラビアモデルを始めたのか』(双葉社)を12月18日に発売した。