JR東海は、2025年3月15日のダイヤ改正で、豊橋駅において同一ホームで乗り換えられる列車(東海道本線の名古屋方面と浜松方面)を増やし、利便性向上を図ると発表した。豊橋駅で線路設備の改良工事が完了したことで、名古屋方面からの列車も7番線で折返し運転が可能になったという。
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豊橋駅7・8番線の同一ホーム乗換えイメージ(提供 : JR東海)
同社管内の東海道本線(熱海～米原間)は静岡エリアと名古屋エリアで異なる運転体系に。かつて名古屋エリアの列車(特別快速や新快速など)が浜松駅まで乗り入れることも多かったが、現行ダイヤで名古屋エリアから浜松・静岡方面へ直通する列車は少数になっており、大半の列車が豊橋駅で乗換えとなる。2026年度以降、東海道本線の三島～沼津間、大垣～米原間などとともに、浜松～豊橋間でも315系4両編成によるワンマン運転の実施を計画している。
豊橋駅で線路設備の改良工事が完了し、名古屋方面からの列車も7番線で折り返せるようになったことを受け、2025年3月のダイヤ改正で「浜松方面と接続する名古屋方面⇔豊橋の快速列車を7番線で折返し運転」「豊橋⇔浜松方面の普通列車は同じホームの8番線で折返し運転」という形態に変更。これにより、多くの時間帯で名古屋方面および浜松方面の列車を同一ホーム上で相互に乗り換えられるようになる。なお、当日の運転状況により、到着番線を変更する場合があるとのこと。
