フジテレビの動画配信サービス・FODで1月10日12時から配信されるドラマ『ペンション・恋は桃色season3』のキービジュアルと予告スポットが公開された。
『ペンション・恋は桃色』シリーズは、いつもテキトーな父シロウ(リリー・フランキー)とその娘・ハル(伊藤沙莉)、そしてバイト青年のヨシオ(斎藤工)が営む、ちょっと古いペンション「恋は桃色」が舞台。訪れる珍客たちによる大騒動が巻き起こる、笑いあり涙ありのハートフルコメディだ。
season1~2までは、毎回シロウがペンションを訪れる宿泊ゲストに恋をするストーリーだったが、season3では秋の装い、秋雨と木枯らしの予感。そして、今回はシロウでなくハルの事件がメインとなり、彼女の生活に細やかな変化が訪れる。
メインキャストには前作からの続投でリリー・フランキー、斎藤工、伊藤沙莉が、そしてseason2でスペシャルゲストとして登場した山口智子がseaso3でも登場。さらに、ペンションに訪れる宿泊ゲストには稲垣吾郎、MEGUMI、鈴木慶一が登場し、今までになかった“恋模様”を描く。
ハルは、キャラクターのファンアカウントで知り合ったケイタ(稲垣吾郎)と連絡を取り合っていたが、そのケイタが突然ペンションにやって来る。ハルとケイタは、好きなキャラや好きなデザート、靴下の柄まで一緒で、ハルは運命を感じる。ヨシオは舞い上がるハルを見て、どこか気が気でない様子。一方、娘・ハルの知らない一面に逡巡する父・シロウは、ふと立ち寄った焼き芋屋で知り合った女性・アカネ(MEGUMI)と逢瀬し、互いの娘の話をし、やり取りを重ね、惹かれあっていく。
おなじみの居酒屋にはseason2に引き続き、JOY、眉村ちあきとともに初登場となる岩崎う大(かもめんたる)が出演する。
公開されたキービジュアルは、おなじみのペンションを背景に撮影された。
さらに、『ペンション・恋は桃色season3』のメイキングを、1月10日から本編と同時に配信開。実際にペンションに泊まり込んで撮影を行う本ドラマは、次の日の撮影内容や、台本が前日の夜に変更になることもしばしば。出演者、監督、プロデューサーなど全員で撮影に臨む姿など、撮影の裏側を余すところなく見せる。
■リリー・フランキー コメント
「元々、細野晴臣さんと僕と伊藤沙莉さんがやっていたペンションに斎藤工さんが流れものとしてやってくる第一話から5年が経ちました。ペンションに泊まって、明日のここはこういう風にした方がよくない?と、ドラマや映画が好きな人たちがその場でセッションしながらやってます。監督もそういう演出をされているので、即興っぽく見えるのはそういうところからなのかなと思います。いつもは僕が誰かに恋をしているけど、今回は娘が恋をします。娘の恋の相手が現れるんですよ。
稲垣吾郎さんのお芝居が絶品でした。MEGUMIさんの魅力は素晴らしい。鈴木慶一さんの存在感は憧れです。みなさんに感動しました。シーズン3から観ていただいて、その後シーズン1と2を遡って観るのも良いと思います」
【編集部MEMO】
リリー・フランキーは、このドラマの撮影について、「たぶん、僕と工くんが一番楽しんでる。僕ら、ここを仕事だと思ってなくて、キャーキャー言いながらやってるんです。集まった人たちがその場でセッションしてるみたいで、監督もそういう演出をされているんです」、斎藤工も「大好きなんですよ、このドラマが。仕事じゃなくて、プライベートみたいな感じです」と話している。
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