名古屋鉄道は、受験生および受験生を支える人を応援する企画「MEITETSU SAKURA PROJECT」を1月5日から実施すると発表した。駅・電車内の隙間を利用したメッセージ広告を展開するほか、合格祈願入場券の発売、合格祈願列車の運行など予定している。

  • 名鉄3300系。3359号車を特別に装飾し、「サクラサク合格(3359)祈願列車」として運行する

合格祈願列車は3359号車(3300系)の1両を特別に装飾し、「サクラサク合格(3359)祈願列車」として1月5日から運行。応援メッセージアドストラップや、今回の企画に合わせて制作したキャラクター「モノカゲ」のステッカーで車内を装飾するほか、メッセージ広告で車内をジャックするという。桜の形を象った系統板も掲出する。運行期間は3月12日までとなっている。

メッセージ広告は、「かげながら受験生を応援する」をコンセプトとした内容で、東岡崎駅、金山駅、名鉄名古屋駅など主要6駅と、電車内の隙間スペースに展開する。「モノカゲ」をポスター等に描き、掲出場所に合わせたメッセージで受験生を応援する。名鉄名古屋駅にて、一部をはがして持ち帰ることができる「ピールオフ広告」も展開。メッセージ広告は1月5日から2月26日まで、ポスターは1月5日から3月12日まで掲出される。ピールオフ広告は詳細が決まり次第、発表する。

プロジェクト特設サイトも開設。サイト内に隠れた「モノカゲ」を見つけると、スマートフォン用オリジナル壁紙をダウンロードできるしくみとした。

  • 「サクラサク合格(3359)祈願列車」の車内に応援メッセージアドストラップも

  • オリジナルキャラクター「モノカゲ」紹介ポスター

  • スキマメッセージ広告掲出イメージ

  • 硬券入場券の表面・裏面イメージ

  • 御守袋イメージ

1月5日から、桜駅の硬券入場券と名鉄電車のイラスト入り御守袋(2000系または7000系)をセットにした「サクラサク合格祈願入場券」(1,000円)を販売。名古屋市内の山田天満宮で祈祷を受けた入場券で、付属の台紙に目標など書き入れて御守袋に封入できるようになっているという。名鉄名古屋駅サービスセンター、東岡崎駅、金山駅、中部国際空港駅など一部の有人駅で取り扱う。