NEXERは、GlobalCareer.comと共同で実施した「留学経験者と未経験者の違い」についてのアンケート結果を2024年12月23日に発表した。調査は、2024年12月11日〜18日の期間、事前調査で「新卒採用に関する業務(採用担当、面接官担当など)を行ったことがある」と回答した全国の男女159人を対象にインターネットにて実施したもの。
留学の経験がある学生とない学生での面接時での態度について尋ねたところ、「違いを感じたことがある」(44.7%)が4割を超えたことが分かった。具体的には、「話に自信を感じた」「オープンな感じの子が多い」「価値観や多様性の有無」などがあげられている。
「留学の経験がある学生とない学生で、違いを感じたことがある」(44.7%)と回答した人に、その点が採用の合否に関わったか尋ねると、「とても/やや関わった」(74.6%)が7割を超える結果だった。
どのように関わってきたか、その内容をみると「英語を話せる人材は重要だから」「良い意味での自己主張」「積極性の評価がプラスされた」といったコメントが寄せられた。
留学経験のある学生を採用したことに対し、「採用して良かったと感じたことがある」と、42.1%が回答した。その理由には、「外国の方と商談ができる」「仕事の積極性が高い」「目標がしっかりして仕事が速い」などがあげられている。