BRANUは12月19日、若年層に向けて実施した建設業界への就職意識に関する独自調査の結果を発表した。調査は11月、18歳〜39歳の就職・転職希望者400人を対象に行われた。
まず、現場作業を中心とした建設業が就職・転職先の選択肢に入るか聞いたところ、28%が「選択肢に入る」、72%が「選択肢に入らない」と回答する結果となった。
建設業界を選ぶ理由としては、「給与が高そう」(52.7%)、「手に職をつけたい」(43.8%)、「社会のインフラ整備に貢献できる」(37.5%)といった回答が上位となっている。
一方で、建設業界を敬遠する理由は、「体力的に厳しそうだから」が50.3%で最多となり、以下には「事故や怪我のリスクが高そうだから」が44.8%、「長時間労働のイメージが強いから」が34.4%で続いている。
また、建設事業者168人を対象に実施したアンケート調査で現場作業を中心とした建設業が転職・就職の選択肢に入らないと考えられる理由について尋ねてみた。
その結果、49.1%が「汚れる仕事への懸念」、41.9%が「人間関係への不安」、27.5%が「事故やケガのリスク」に関して回答している事が分かった。