来年1月2日に放送される『出川哲朗のこの先どうなる?~結末考察バラエティ~』(TBS系 15:00~16:30)の収録がこのほど、都内で行われ、出川哲朗、バカリズム、滝沢カレン、永尾柚乃、船越英一郎が取材に応じた。
この番組は、MCの出川哲朗が「この先どうなる?」と前のめりになってしまう「世界で起きた「珍事件」「話題のショートドラマ」「懐かしの4コマ漫画」を厳選し、それぞれのエピソードに散りばめられた伏線を基に、バカリズム、菊池風磨、滝沢カレン、永尾柚乃、船越英一郎の5人が結末を推理していく考察バラエティ。
収録を終え、出川は「僕は変な汗をいっぱいかきましたね。僕の表情がヒントになっちゃうと途中で言われまして、特に船越さんとか、風磨くんもずっと僕の顔を見たり、柚乃ちゃんにもすごい見られて。そして、出川のMCどうなんだって、MC交代運動も始まり出して、営業妨害はなはだしい番組だなと思いました(笑)」と苦笑い。バカリズムが「みんなで話し合っていかないといけないから、止まってしまうときもあるんです。そこを出川さんがバシッとやってくれるから円滑に収録が進んだ。これは出川さんしかできない番組なんじゃないか」とニヤニヤしながら話した。
永尾は昨年、バカリズムが脚本を手掛けた日本テレビ系ドラマ『ブラッシュアップライフ』で主人公・近藤麻美(安藤サクラ)の幼少時代を演じて注目を集め、映画やドラマだけでなく、バラエティにも引っ張りだこ。
そんな永尾の活躍ぶりに、バカリズムは「僕が一緒にドラマやらせてもらったということを皆さん知ってらっしゃるから、各現場で『あの子すごいね。性格もいいし』って大絶賛されていて、本当にうれしいです。ちょっと身内みたいな。いろんなところで活躍している姿を見て、インスタもフォローしているから、こういう番組に出るんだとか、逐一見ているので、すごいと思います」と目を細める。
そして、オファーが絶えない永尾の魅力について「性格が素直だから吸収も早いですし、最初から完成されていましたから。天才ですから。本当にすごいと思います。しかも演じるだけじゃなくて、(脚本を)書いたりしているから、作り手側の気持ちもわかるんでしょうね。こっち側のことも気を使って言ってくださるので」とべた褒め。
出川が「負けず嫌いなのが素晴らしいよね。クイズを正解したいから、ヒントを要求する数が半端ない。素晴らしいと思う」と言うと、バカリズムも「誰よりも本気で当てようとする。ある程度キャリアを積んでくると、バランスとか考え始めるじゃないですか。関係ないですから。それが一番見ていて気持ちいいですよね」と同調し、「こんだけ全力でやってくれたらスタッフさんにも好かれるし、そりゃ呼ばれるわって思いました」と語った。
船越は「ミステリーが好きだって言ってくれたし、ミステリー書いているって言ってくれましたから、俺は今日、長生きするぞ! って思った。書いてもらわなきゃ!」と永尾脚本の作品への出演を直訴し、永尾も船越にぜひ出てもらいたいと言うと、船越は「よろしくお願い致します! まだまだ頑張ります!」と気合十分。出川とバカリズムも「俺たちもけっこううまいからね」「日本映画学校だから」と売り込み、滝沢も「お願いします」とアピール。船越は「全員売り込むってどんな大人たちだよ」と笑っていた。
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