阪神電気鉄道は、老朽化による引退が決まっている5001形、通称「青胴車」の特別イベント「旧西大阪線(現阪神なんば線)“走”行会」を2025年1月27・30日に実施すると発表した。
5001形は以前、西大阪線(現・阪神なんば線)でも運行されていたが、2009年3月の阪神なんば線開業後は阪神本線・神戸高速線のみでの運用となっていた。2025年2月に運行終了する5001形の引退記念企画第2弾として開催する今回のイベントで、長年親しまれてきた5001形が、引退を前にかつての運行区間である旧西大阪線を走行する。
イベントは1月27・30日の両日ともに大阪梅田駅を出発し、尼崎駅、西九条駅、大物駅、尼崎車庫を経由する運行ルートで実施される。途中下車は不可。所要時間は9~12時の3時間。参加定員は各日51名、最少催行人員は20名。参加費は1人2万円で、記念品代や諸経費が含まれる。抽選方式での販売となり、イベント特設サイトにて12月31日23時59分まで応募を受け付ける。結果は1月8日に当選者へメールで通知される。