関西圏へ好アクセス! 海山に囲まれた香川県東かがわ市の暮らしとは? ふるさと納税返礼品で特産品も

東かがわ市(ひがしかがわし)は、市名からイメージできるように香川県の一番東に位置するまち。北は瀬戸内海東部の播磨灘に臨み、西はさぬき市に接し、南と東は阿讃山脈を境に、徳島県と接する自然環境に恵まれた地域です。

瀬戸内海に面して平野部が開け、市街地と田園地域を形成。比較的晴天の日が多く、降水量が少ない瀬戸内海特有の温暖で穏やかな気候です。

本稿では、そんな東かがわ市への移住の魅力や、ふるさと納税返礼品について紹介していきます。

ハマチの養殖発祥地! 東かがわ市の魅力について

東かがわ市はコンパクトなまちでありながら、スーパーや病院などの施設も充実しており、生活に必要なものには事欠かないまちです。

県内を縦断して高速利用で1時間程度でアクセス可能。神戸・大阪エリアからは車で約2～3時間と関西圏からもほど近く、高松空港・徳島空港ともに1時間弱とアクセスも良好です。

また、ハマチの養殖発祥地であり、新鮮な地魚も楽しめるのだそう!

ゆったりとした時間の中で、自然豊かな環境での子育てをイメージしている人におすすめとのことです。古くから手袋などの縫製業のまちとして栄えてきたため、ものづくりに興味がある人も大歓迎なのだとか!

支援制度について

東かがわ市では、子育て・医療、就業、住まいにおいて支援制度が用意されています。

【子育て・医療】
＜新生児定額給付金＞
東かがわ市内に住所を有し、出生後も引き続き市内に居住する新生児の保護者に対して、新生児一人につき10万円を支給。
【就業】
＜東かがわ市ふるさと就職推進センター＞
求人及び求職情報の提供、市内企業情報の発信、若者等の市内への定住化を促進するための無料企業紹介など。
【住まい】
＜新婚等世帯家賃助成金＞
40歳以下の新婚世帯が市内の民間賃貸住宅に移住する場合に月額1万円を最大24カ月助成。

移住者の声

伊藤さん(広島県出身)・堀川さん(新潟県出身)
【2022年移住】【職業：宿泊・飲食】
・移住のきっかけ
東京の旅行会社で勤務していましたが、コロナ禍の打撃もあり「転職して田舎に住むのもいいな」と考えるようになりました。移住先としては、地元の広島やお遍路も好きだったので四国も視野に入れて仕事を探していたところ、東かがわ市の手袋会社さんが採用してくれたため、2022年に東かがわ市へ移住しました。その後、遍路宿開業の夢を叶えるため、脱サラ。引田の古い町並みにある以前食堂だった空き家を改修し、お宿として2024年にオープンしました。
・住み心地について
移住先の引田は古い町並みの中に湾岸アートがあるなど歩いていて楽しいまち。東かがわ市での生活も、車で少し行けば大体の買い物は問題なくでき、徳島・高松へのアクセスも良く、便利で住み心地の良い地域だと思っています。近所の人も野菜を持ってきてくれたり、色んな人を紹介してくれたり、とても協力的です。

自治体からのメッセージ

東かがわ市は日本で初めてハマチの養殖に成功し、全国のハマチ養殖発祥地として知られています。地場産業である手袋生産は、全国シェアの90パーセント以上を占めており、そこで作られる手袋は、各界から絶大な信頼を得ています。今もなお、昔からの伝統製法を守り、作り続けられている和三盆糖など、技術、伝統、文化を守る自然環境豊かな市です。