12月25日発売の音楽カルチャー誌「Rolling Stone Japan vol.29」では年末恒例企画で、川谷絵音がこの一年の音楽シーンを総括(今年で5回目!)。ここではインタビュー記事のリードテキストと、川谷が選んだ「2024年の10曲」をプレイリストと共にお届けする。
Spotifyの年間ランキングを分析しながら、川谷絵音とともに国内外の音楽シーンを振り返る年末の恒例企画。パンデミック真っ只中の2020年にスタートしたこの企画も毎年好評を博し、今回で5年目を迎えることとなった。海外ではライブ動員数の世界新記録を打ち立てた「THE ERAS TOUR」を12月に終えたテイラー・スウィフトを筆頭に、ビリー・アイリッシュ、サブリナ・カーペンター、ビヨンセ、チャーリーXCXといった女性アーティストが数字と批評の両面で際立った存在感を示し、日本ではCreepy Nutsが「Bling-Bang-Bang-Born」を国内外で大ヒットさせ、音楽シーンの方向性を決定づけた一方で、Mrs.GREEN APPLEが国内で王者の風格を身につけた2024年。今年もindigo la End,ゲスの極み乙女、ジェニーハイ、礼賛という4つのバンドを並行させて、断続的にライブを行い、indigo la Endでは韓国や横浜アリーナでのワンマンも成功させた川谷絵音は、この1年の動きをどのように見つめていたのか? 今年もじっくりとお楽しみください。(文・金子厚武)
川谷絵音が選ぶ、2024年の10曲
「Life」Louis Cole
「Juna」Clairo
「Run Your Mouth」The Marías
「Holy, Holy」Geordie Greep
「Are You Looking Up」Mk.gee
「Training Season」Dua Lipa
「Ego」Halsey
「Mahal」Glass Beams
「Here's The Thing」Fontaines D.C.
「Hi ha un abisme」Magali Datzira
※次点
「Eddie's Song」Dawuna
「CHIHIRO」Billie Eilish
「Blue Moon」NIKI
「Drums of Death」FKA twigs
「Method Actor」Nilüfer Yanya
さらに、「Rolling Stone Japan vol.29」のバックカバーでは、indigo la Endのニューアルバム発売を控える川谷絵音と、2マンツアー「WurtS LIVEHOUSE TOUR Ⅳ」を控えたWurtSの初対談が実現。
indigo la EndとWurtSはともに、2025年3月22日、23日に開催される「ツタロックフェス2025」への出演が決まっている。「川谷絵音とWurtSが語る、音楽への衝動」と題された今回のバックカバーストーリー。川谷とWurtSは世代が異なり、活動を始めた当初の環境やツールには大きな違いがあるものの、どちらも他に類を見ない活動スタンスで自らの道を切り開いていった、その開拓者精神には通じるものがあるはず。WurtSは10月に日本武道館、indigo la Endは12月に横浜アリーナでのライブを終えたばかり。2人に作り手としての意識やライブ観について語り合ってもらった。
そのほか誌面の詳細はこちら。
Photo by Maciej Kucia
「Rolling Stone Japan vol.29」
発行:CCCミュージックラボ株式会社
発売:カルチュア・エンタテインメント株式会社
2024年12月25日発売
価格:1320円(税込)
Vポイント presents ツタロックフェス2025
2025年3月22日(土)、23日(日)
幕張メッセ国際展示場9・10・11ホール
主催:CCCミュージックラボ(株)/ライブマスターズ(株)
企画:CCCミュージックラボ(株)
制作:ライブマスターズ(株)
運営:(株)ディスクガレージ
特別協賛:CCCMKホールディングス(株)/ 三井住友カード株式会社
問い合わせ:info@livemasters.jp
https://cccmusiclab.com/tsutarock2025
Rolling Stone Japan