お笑いコンビ・銀シャリの橋本直が21日、Spotifyのポッドキャスト番組『宮司愛海のすみません、今まで黙ってたんですけど…』にゲスト出演。漫才日本一を決める『M-1グランプリ』について、自身の思いを語った。

  • 銀シャリ・橋本直

『M-1』は「倍速以上に成長させてくれる」

2016年の『M-1グランプリ』で優勝を果たした銀シャリ。同大会はどういう存在か問われると、「加速させてくれますよね。5年とか10年でここまでたどり着ける漫才師を、もっと倍速以上に成長させてくれるというか。漫才を考える時間が異常に上がるので」と回答。「その当時は、年末でどつき合いできるみたいな感覚に近かったかもしれない」と振り返り、「のし上がるすべみたいな。今となっては、作っていただいてありがたいなと思います」と、その存在に感謝した。

また、年々エントリー数が増加している同大会だが、今年は、過去最多となる1万組を突破。橋本は、「みんなすごい」と感嘆し、「アスリートの記録で言うと、コンマ何秒まで計られてる気がする。伏線回収とか、ここでこうとか。競技化の行くところまで行ってると思いますね」と吐露。お笑いのレベルが上がり、「だから、令和ロマンとかちゃんとすごい人が現れると、ジャンキーな味も食べたくなるというか……。難しいですよね。いろんなすごい人がいるから」と心境を語っていた。

芸人が「のし上がるすべ」として、毎年大きな注目を浴びている同大会。銀シャリも、優勝後はテレビの仕事が増えたというが、「もうちょっと時代に抱かれてみたかったですね。ワー! キャー! 言われて、ヘリとかで移動してみたいな(笑)」とこぼす場面も。自身と同年代のオリエンタルラジオを引き合いに出し、「オリエンタルラジオはヘリで来てましたから。カウントダウンライブにヘリで来て、10分ネタやって、ヘリで帰って行きましたから。忙しすぎて」と打ち明けると、フジテレビの宮司愛海アナウンサーも驚いていた。

【編集部MEMO】
2023年11月にスタートした『宮司愛海のすみません、今まで黙ってたんですけど…』は、フジテレビアナウンサー・宮司愛海がパーソナリティを務めるSpotifyオリジナルポッドキャスト番組(毎週土曜9時配信)。宮司アナは番組開始前、「入社9年目、会社員として働く毎日で感じたこと、思ったことを話します。アナウンサーとしての私、32歳の等身大の私。背伸びせずありのままの気持ちを言葉で表現したいと思っています。基本的には“ひとりごと”のつもりですが、時々素敵なゲストの方をお迎えしていくつもりです」とコメントを寄せ、「リスナーの皆さまからのメッセージや叱咤(しった)激励も織り交ぜながら、素敵な番組を作っていきたいと思っています!」と意気込んでいた。