映画『私にふさわしいホテル』が27日から公開されることを記念し、主演を務めるのんと主題歌を担当した奇妙礼太郎によるスペシャルポッドキャストが、20日からPontaパス会員限定で公開されている。

  • のん

  • 映画『私にふさわしいホテル』 (C)2012柚木麻子/新潮社 (C)2024「私にふさわしいホテル」製作委員会

同作は、柚木麻子氏による同名小説を原作に、堤幸彦監督がメガホンを取った“痛快逆転サクセスストーリー”。新人賞を受賞したにもかかわらず、未だ単行本も出ない不遇な新人作家・相田大樹こと中島加代子(のん)。その原因は、大御所作家・東十条宗典(滝藤賢一)の酷評だった。文豪に愛された「山の上ホテル」に自腹で宿泊し、いつかこのホテルにふさわしい作家になりたいと夢見る加代子は、大学時代の先輩で大手出版社の編集者・遠藤道雄(田中圭)の力を借り、己の実力と奇想天外な作戦で、権威としがらみだらけの文学界をのし上がっていく。

ポッドキャスト内で、撮影現場のエピソードや楽曲制作秘話を語り合った二人。のんは役のために作った衣装が2つあることを明かし、「ホテルの従業員風の加代子のバイト先の衣装とパーティに行くときの加代子のワンピースを堤監督こだわりで作っていまして、ワンピースは袖の丈をずっと直してたんですよ。最初は二の腕が見えるくらい短かったんですけど『もうちょっと長いほうがいいな』を繰り返して五分丈になって、色は監督が大好きなネイビーを使ったこだわりの衣装です」と説明。そのワンピース姿の場面に触れ、「あのシーンは堺正章さんのかくし芸、テーブルクロス引きの動画を観て、どういう所作でやっているのか研究しました!」と明かした。

【編集部MEMO】
SNSでも同作を度々告知しているのん。予告編が公開された際には、「キャストの皆様が素晴らしく演じた登場人物たちの魅力がギュッと詰まった予告です。下剋上、気持ちいいよーー!」とアピールし、ファンからは「面白そう」「年末年始大いに笑えそう」「絶対観る!」といった好評の声が寄せられていた。