エーテンラボは、習慣化・行動変容に関する理解、研究を深める「みんチャレ習慣化ラボ」にて「2025年から新たに習慣化したいこと」に関するアンケート調査を実施した。調査は2024年11月に行われ、調査対象は10代から80代のユーザー627人であった。

最も回答が多かったのは「ダイエット(有酸素運動・筋トレ)」(161票)で、そのほかのダイエット関連の項目も9位「ダイエット(食事・カロリー制限)」(105票)、17位「ダイエット(レコーディング)」(77票)と20位以内にランクインした。また「筋トレ」(131票)、「ストレッチ・体操」(129票)、「ウォーキング」(99票)等、ダイエット目的ではなく健康管理としての運動も選ばれていた。

早寝早起き、スマホ時間削減など、習慣化で規則正しい生活を目指す

第2位「睡眠(早寝・早起き)」(156票)、第3位「規則正しい生活」(133票)、同率11位「朝活」(97票)、「スマホの時間削減」(97票)にみられるように、時間の使い方、生活習慣を見直すことで規則正しい生活を手に入れたいという回答も多くみられた。多様なライフスタイルの選択肢がある現代だからこそ、自分に合った生活リズムや習慣を見つけ、充実した毎日を送りたいと考える人が増えていることがうかがえるという。

年代を限定すると、20代以下と60代以上の第1位がそろって「睡眠(早寝・早起き)」であったのに対し、ミドル世代(30・40代)の第1位は「ダイエット(有酸素運動・筋トレ)であった。

「筋トレ」は全ての世代でランクインし、シニア世代ではフレイル予防として取り組まれているといるとのこと。

ライフスタイルが異なる世代においても、「睡眠(早寝・早起き)」「規則正しい生活」「筋トレ」の3項目は共通してランクインする結果となった。

新たな習慣を始める目的についての回答は、第1位「健康管理」(272票)、第2位「生活習慣の維持・改善」(210票)であった。これは2024年の同調査と同様の結果となり、健康志向や生活の質を向上させたいという意識が継続的に高いことを示しているという。また、同じ傾向が続いていることから、多くの人々が長期的な健康や安定したライフスタイルを重視していると考えられるとのこと。

習慣化するにあたり具体的に活用しているサービスについて調査したところ、全体の8割以上がスマホアプリを活用しているという結果に。また、第2位の「動画コンテンツ(Youtube))(220票)に続き、第6位「オンラインレッスン」(54票)、第9位「ゲーム」(49票)など、デジタルコンテンツの取得方法も多岐に渡っていることがうかがえる。

急速に利用者を増やしている生成AI・ChatGPTは第7位にランクイン。課題への取り組み方を確認したり、アドバイスを求めたりすることに活用されているという。

みんチャレ習慣化ラボ調べ