Ryzen 9000向けにGODLIKEモデルが登場
MSIの「MEG X870E GODLIKE」は、AMD X870Eチップセットを搭載するE-ATXマザーボードだ。GODLIKEモデルらしくウルトラハイエンド向けの作りになっており、電源は24+2+1フェーズ/110A SPSと強力。M.2スロットは基板上に5つ搭載するが、付属の「M.2 Xpander-Z Slider Gen5」カードでさらに2つ追加可能だ。価格は230,000円前後。
また「MEG Z890 UNIFY-X」は、オーバークロック向けのIntel Z890チップセット搭載マザーボードである。電源は20+2+1+1フェーズ/110A SPSを搭載。付属のチューニングコントローラを使えば、手元のボタン操作でOC設定が可能だ。メモリは2スロットのみだが、M.2は基板上に6スロットも用意されている。価格は123,000円前後。
Intelから期待の新型GPU「Battlemage」
Intelより新世代GPU「Arc B」シリーズ(開発コード名:Battlemage)が登場、上位モデル「Arc B580」を搭載するグラフィックスカードが発売された。このArc Bシリーズは、従来のArc Aシリーズに比べ、大幅に性能が向上。GeForce RTX 4060に対抗できるほどだという。詳しくは、芹澤氏のベンチマーク記事を参照して欲しい。
・249ドルでRTX 4060超え! Intelの新GPU「Arc B580」を注目のフレーム生成も含めてテストする
https://news.mynavi.jp/article/20241212-3084956/
今回発売されたのは、Intel、ASRock、Sparkleという3社4モデルの製品。ASRockからは2モデルが登場しており、上位モデル「Intel Arc B580 Steel Legend 12GB OC」は、ホワイトカラーでARGB LEDファンをトリプル搭載。強力な性能とともに、ピラーレスケースでの使用にも良さそうな外観が特徴的だ。価格は以下の通り。
メーカー | 製品名 | 価格 |
---|---|---|
Intel | Intel Arc B580 Limited Edition | 50,000円前後 |
ASRock | Intel Arc B580 Steel Legend 12GB OC | 53,000円前後 |
ASRock | Intel Arc B580 Challenger 12GB OC | 50,000円前後 |
Sparkle | Intel Arc B580 Titan OC | 51,000円前後 |
制御信号をワイヤレス化したARGBファン
Lian Liの「UNI FAN SL Wireless」は、LEDと回転数の制御をなんと2.4GHz無線で行うという12cmファン。UNI FANは連結型ファンで、複数個を並べて使うときの配線をシンプルにできるのがウリであるが、信号の無線化により、さらにスッキリした形だ(電力は有線)。3個セットでの価格は、通常モデルが15,000円前後、LCDモデルが23,000円前後。
あのASRockが電源ユニット市場に参入!
ASRockより、同社初の電源ユニットが発売された。電源にもお馴染みのブランド名が付けられており、まず発売されたのは80 PLUS Goldの「Steel Legend」モデル。マザーボードと同じく、コスパの良さが期待できそうだ。価格は、750Wが18,000円前後、850Wが20,000円前後、1000Wが30,000円前後。850W/1000Wはホワイトもあり、価格は1,000円増しだ。
Noctuaコラボの電源がついに発売開始
Seasonicの「PRIME TX-1600 Noctua Edition」は、あのNoctuaとコラボしたという80 PLUS Titanium電源。高い冷却性能と静音性に定評のあるNoctuaの「NF-A12x25」ファンを搭載しており、6月のCOMPUTEXで展示された際には、大きな話題となった。奥行きは210mmで、12年の長期保証が付属する。価格は97,000円前後。
木材と曲面ガラスを採用したフルタワー
Antecの「C8 Curve Wood」は、ピラーレス仕様のフルタワーケース。フロントと左サイドの強化ガラスは曲面で滑らかに繋がっており、内部の視認性が高い。さらにフロントにはウォルナット材を使用、高級感のあるデザインに仕上がっている。トップと右サイドはメッシュになっており、冷却性も高めた。価格は23,000円前後。