千葉市とJR東日本千葉支社は23日、京葉線海浜幕張駅の新改札口「公園改札」を2025年3月22日から使用開始すると発表した。新たな改札口の使用開始に合わせ、「ペリエ海浜幕張」の新エリアを同日に開業することもあわせて発表された。
海浜幕張駅の新改札口に関して、千葉県とJR東日本千葉支社は設置に向けた基本協定を2021年1月に締結。これにもとづき、海浜幕張駅の交通結節機能強化と利便性向上を目的として、同駅の蘇我方で2023年4月から工事を進めてきた。千葉県立幕張海浜公園や公園中通りと近接するエリアに設置され、新改札口の名称は「公園改札」に。現在の工事の進捗状況等を踏まえ、3月22日7時から使用開始することとなった。
「公園改札」の営業時間は7~22時。自動改札機を3台設置し、IC専用の無人改札として営業する。改札内に階段2カ所とエレベーター2基、改札外に階段2カ所とエレベーター1基を設ける。
新改札口の使用開始と同じ日に「ペリエ海浜幕張」の新エリア(千葉ステーションビルが運営)も開業する。スーパーマーケット、カフェ、コンビニ、ドラッグストアの計4店舗で構成され、デザインコンセプトは「Smart Bayside Style(スマートベイサイドスタイル)」。駅と商業空間に一体感を生む明るく開放的な環境の中で、コンパクトながら利便性と上質感を兼ね備え、日常に親しみやすく、利用しやすい「まちの生活拠点」をめざすという。