MS-Japanが運営する「MS Career(エムエスキャリア)」は、今年の年末年始に際し、「『年末年始休暇』に関する実態調査」結果を12月19日に発表した。同調査は2024年11月14日~11月22日の期間、マネジーを利用している全国の男女348人を対象にインターネットを用いて行われた。

  • 今年の年末年始は「64%」が「9連休以上」取得

今年の年末年始は何連休か聞いたところ、最多は「9連休」(52.6%)、次点は大きく差をつけて「10連休以上」(11.5%)という結果になった。また、93.1%が「年末年始休暇がある」と回答した一方、6.9%が「年末年始休暇はない」ことが明らかになった。

次に、年末年始休暇の過ごし方について尋ねたところ、「自宅でゆっくり過ごす」(85.5%)が第1位に。次いで「家事・掃除」(40.4%)や「近場への外出」(31.8%)が上位を占めた。一方で、大型連休にも関わらず「国内旅行」(11位・10.2%)や「海外旅行」(14位・1.5%)を選ぶ人は少数にとどまった。

年代別では、どの年代でも1位「自宅でゆっくり過ごす」、2位「家事・掃除」が選ばれる結果に。20・30代では4位に「動画配信サービス視聴」(27.7%)、40代では5位に「帰省」(20.8%)がそれぞれランクインした。

  • 年末年始休暇は「23.6%」が「楽しみではない」

続いて、年末年始休暇は楽しみか否かについて聞いたところ、76.4%が「楽しみ」と回答した一方、23.6%は「楽しみではない」と回答する結果に。

年代別では、20・30代が「楽しみ」と回答する割合が最も高い一方、40代が他の年代に比べ「楽しみではない」と回答する割合が最も高かった。男女別では、男性よりも女性の方が「楽しみではない」と回答する割合が高いことが明らかになった。

  • 年末年始休暇が「もっと短くても良い」理由 女性の第1位は「どこへ行っても混雑・渋滞している」(60.0%)

年末年始休暇が「もっと短くても良い」理由について聞いたところ、「休み明けの仕事復帰がつらい」(40.0%)が第1位に。次いで、「どこへ行っても混雑・渋滞している」(37.8%)、「仕事の負担が増える」(20.0%)、「出費が増える」(20.0%)が続いた。

男女別では、女性は「どこへ行っても混雑・渋滞している」(60.0%)が最も多くの票を集め、1位にランクイン。男性は「特に予定がない」(23.1%)が3位にランクインした。

また、今後転職する際、長期休暇の連休有無や日数を重視するか尋ねたところ、「約6割」が「夏季・年末年始の連休有無や日数を重視する」と回答することが明らかになった。