JR東海は、2025年3月15日のダイヤ改正で、東海道新幹線「のぞみ」の臨時列車を増設すると発表した。東京発新大阪行の下り「のぞみ」に関して、最終列車(定期列車)の6分後、21時30分に東京駅を発車する臨時列車を新たに設定する。

  • 東海道新幹線「のぞみ」などに使用されるN700S

現在、新大阪行の下り最終列車「のぞみ263号」(ダイヤ改正で「のぞみ273号」へ変更)は東京駅21時24分発・新大阪駅23時45分着で運転。2025年3月のダイヤ改正で増設する下り臨時「のぞみ491号」は、「のぞみ273号」の発車から6分後(21時30分)に東京駅を発車し、新大阪駅へ23時54分(「のぞみ273号」の新大阪駅到着から9分後)に到着する列車となる。

最終列車の時間帯に東京発新大阪行の臨時「のぞみ」を増設することにより、「首都圏から関西方面へ新幹線をご利用されるお客様は、首都圏でより長くお過ごしいただけるようになります」(JR東海)とのこと。なお、ダイヤ改正後、東京駅を21時以降に発車する下り「のぞみ」は現行の6本から7本(臨時列車を含む。7本中6本は新大阪行、1本は名古屋行)に増える。