アトレティコに敗れたバルセロナのMFペドリ [写真]=Getty Images

 バルセロナのスペイン代表MFペドリが、21日に行われたラ・リーガ第18節アトレティコ・マドリード戦を振り返った。同日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が伝えた。
 
 同勝ち点で迎えた天王山は、30分にバルセロナがペドリの得点で先制する。しかし、60分に追いつかれると、後半アディショナルタイム6分に逆転を許し、1-2で敗れたバルセロナは首位陥落。バルセロナよりも1試合消化が少ないアトレティコ・マドリードが首位で2024年を終え、22日にセビージャ戦を控えるレアル・マドリードの結果によってはバルセロナは3位に転落する可能性がある。

 自身は試合のMVPに選ばれたものの、ペドリは「正直、かなり辛い敗戦だよ」と試合後『Movistar』のインタビューで心境を吐露。「僕たちには試合を終わらせるチャンスもあったと思うが、そうはならなかった。そしてこの結末だ」と、チャンスを生かせなかった攻撃面について反省の弁を述べた。

「ハフィーニャは2回、ロベルト(・レヴァンドフスキ)と僕も1回ずつチャンスを逃した。僕には落ち着きと決定力が必要だ。チャンスをものにできなければ敗れる。サッカーとはそういうものだ。最終的に彼らはカウンターで僕たちを仕留めた。僕たちはもっと賢く、逃げ切らないといけない」

 直近のリーグ戦7試合で1勝2分4敗と失速し、特にホームゲームでは37年ぶりとなる3連敗となった。ペドリは「特にホームでは、僕たちに勝つのはもっと難しいはずなのに、そうはなっていない。改善の余地はたくさんある。(ウインターブレイクで)精神的にも肉体的にもリセットし、ライバルたちの失速を祈りつつ、どんな試合でも負けないように全力を尽くさなければならない」と、シーズン後半戦での巻き返しを誓った。

【ハイライト】バルセロナ 1-2 アトレティコ・マドリード