クリスタル・パレス戦の勝利に貢献したジェズス [写真]=Getty Images

 アーセナルに所属するブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスが、待望のプレミアリーグでの得点に喜びを口にした。21日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 18日に行われたカラバオ・カップ準々決勝のクリスタル・パレス戦にフル出場してハットトリックを達成していたジェズスは、21日に行われたプレミアリーグ第17節のクリスタル・パレスとの連戦に連続で先発出場し、プレミアリーグでは今季3度目の先発出場を飾った。

 そして、6分に先制点を挙げると、1-1で迎えた14分には再び勝ち越しゴールを決めるなど、2得点を記録して、5-1での勝利に大きく貢献を果たした。

 なお、プレミアリーグではゴールが遠ざかっていたジェズスは、今年1月30日に行われたノッティンガム・フォレスト戦以来、自身が出場したプレミアリーグでは24試合ぶりのゴールとなった。

 待望の結果を残した試合後、ジェズスは「ゴールを決めてチームの勝利に貢献できたことは素晴らしい気分だ。でも、チームメイトが繋いでくれなければ、これは不可能だから、今日もゴールを決めたけど、チームのプレーが素晴らしかったということだ。ここで彼らと対戦することは難しい。僕たちのプレーの仕方、彼らをコントロールした方法は信じられないほどだった」と振り返りながら、リーグ戦で得点から遠ざかっていたことにはプレッシャーを感じていたことも明かした。

「確かにある時はそう感じていたけど、それでも自分の実力を疑ったことはなかった。ゴールを決められることを疑ったことはなかった。もちろん、調子が悪い時は心を強く持たなければならないし、僕はそうしようとしていた。時には試合に出て笑顔で帰ればすべてが違って見えることもある。神に感謝しているからだ。神は僕に優しく、神なしでは不可能だ」

 また、これがゴールラッシュのきっかけになるかと聞かれたジェズスは「そうなることを願っている」と語りながら、得点量産への意気込みを口にした。

「もしいいポジションにいることができれば、もっとゴールを決めるチャンスはあると思う。なぜなら、ゴールの決め方を知っているし、ゴールを決められるからだ。時々、ポジションでスイッチが切れてしまうこともあるけど、今夜もまたゴールを決めるのにいいポジションにいた。チームは素晴らしいプレーをしたし、彼らがこのような状態なら、ストライカーがゴールを決めることに近づくだろう」

【ハイライト動画】クリスタル・パレスvsアーセナル