ホルシュタイン・キールに所属する町野修斗が、ブンデスリーガ公式のプレイヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)に選出された。21日、公式サイトが伝えている。
町野は21日に行われたブンデスリーガ第15節のアウクスブルク戦に2試合ぶりに先発出場を果たし、今季リーグ戦14試合出場目を飾った。0-1で迎えた12分に町野の折り返しをラッセ・ローゼンブームが押し込んで追いつくと、32分には再び町野のクロスが相手に当たりながら、最後はフィル・ハーレスが頭で合わせて逆転に成功した。
さらに、3-1で迎えた39分にはペナルティエリア手前左寄りの位置から直接FKを叩き込むと、4-1で迎えた90+1分にはゴール前の折り返しを押し込んでダメ押しゴールを決め、5-1の勝利に大きく貢献を果たした。
2ゴール2アシストを記録して、6試合ぶりとなる今季リーグ戦2勝目に貢献した町野は試合後、ブンデスリーガ公式が選出するこの試合のPOTMに選出され、以下のように賛辞が送られている。
「町野はマスタークラスのパフォーマンスを披露してキールの圧勝に貢献した。この日本人フォワードはキールのベストプレーの中心となり、2ゴール2アシストを記録した。彼の最初のゴールは遠距離からの見事なFKで、彼の技術力の高さを証明した。また、アディショナルタイムの2点目では彼の執念と完璧な決定力を見せた。町野の視野の広さと創造性は2つのアシストに表れていた」
【動画】直接FKを決めた町野修斗