阪神・中野拓夢、木浪聖也 (C)Kyodo News

 連覇を狙いながらも2位に終わった阪神。19日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』年末大反省会SPでは阪神の二遊間をクローズアップした。

 二塁手・中野拓夢は全143試合に出場するもキャリアワーストの打率.232、遊撃手・木浪聖也は打率.214と、今季は二遊間の2人がバッティングで苦しんだシーズンとなった。

 番組に出演した解説者の達川光男氏は「二遊間がボロボロだったんですよ。去年は木浪がチャンスメイクして、中野が良い場面でランナーを返したりしたんですが、中野と木浪、あと小幡の3人がダメでしたし、キャッチャーがことのほか良くなかったので、7番・8番・9番が弱いし2番も弱いので、クリーンナップは全員2軍に行ったりして岡田監督も試行錯誤したんですが、その辺もバランスが悪かったですね。でもよく2位になりましたよ」と言及した。

 阪神OBの鳥谷敬氏は「バッティングの方はもっともっと持ってる力を出せるとは思いますけど、守備はやっぱり木浪選手も小幡選手も途中ケガがあったので、二遊間同じメンバーでやれば1つのダブルプレーでも、二人だからとれるというのもあるので、どっちかが抜けた時期が長くて、それが波に乗れなかった要因かなとは思いますね」とコメントした。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』