バルセロナに所属するファティ [写真]=Getty Images

 バルセロナに所属するFWアンス・ファティの戦列復帰が近づいているようだ。20日付けでスペイン紙『マルカ』が伝えている。

 今年11月のトレーニング中に右大腿二頭筋を負傷し試合の欠場が続いていたファティだが、先週の14日にはグループトレーニングをフルで消化。その後さらに1週間にわたり100%の状態を維持しており、20日のトレーニングセッション後にメディカルクリアを受けた。よって21日に行われるラ・リーガ第18節で、現在勝ち点で並ぶアトレティコ・マドリードとの注目の一戦へメンバー入りする可能性が高いという。

 昨シーズン期限付き移籍をしていたブライトンから復帰し“10番”を背負うファティだが、今シーズンは二度の負傷離脱を経験。ここまで公式戦7試合の出場に留まっており、さらなるチームへの貢献が期待されているようだ。

 なお、同じく負傷により戦列を離れているDFアンドレアス・クリステンセンの復帰は、2025年までお預けとなる模様。同選手は8月から左アキレス腱の腱症に苦しんでおり、手術を受けることを余儀なくされていた。これでバルセロナでは同選手に加えて、GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲン、MFマルク・ベルナル、FWラミン・ヤマルの4選手が負傷した中で2024年を締めくくると伝えられている。