トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が今シーズンについてコメントした。21日付けでイギリスメディア『BBC』が報じている。
昨シーズンからトッテナムを指揮して今シーズンは2年目を迎えているポステコグルー監督は、現在プレミアリーグで10位。苦しい戦いが続く中でも高い強度の攻撃的サッカーという自身の原則を貫き、その結果が伴わないことから戦術への批判を浴びている。
それでも19日に行われたカラバオ杯準々決勝でマンチェスター・ユナイテッドを相手に4-3の勝利を収めた同監督は、「26年間監督としてハードに働いてきたわけだが、それにもう少し敬意が払われてもいいと感じる」とコメント。「そして、これは私だけの問題ではない。アストン・ヴィラのウナイ・エメリ監督や、以前トッテナムを率いていたヌーノ・エスピリト・サント監督にも同じことが起きていた」と他の指揮官も引き合いに出しながら自身の意見を示した。
また「私のやり方に全員が賛成するわけではないし、プレースタイルについてもさまざまな意見があるだろう。それは普通のことだし、健全なことだと思う。ただ、一部の意見はかなり批判的だったんだ」「もしかしたら、私は人々が期待するほど真剣に物事を受け止めていないように見えるかもしれないし、それを軽視しているように思われるかもしれない。でも、それでいいんだ」と語ると、「私は自分の人生が大好きだし、これからも自分のやり方を続けていくよ」と、自身の信念を語っている。
なおトッテナムは今週末、プレミアリーグ第17節リヴァプール戦をホームで迎える。