マンチェスター・ユナイテッドに所属するイングランド代表MFメイソン・マウントが、度重なる負傷に苦しんでいる。
現在25歳のマウントは、2023年7月にチェルシーからマンチェスター・ユナイテッドへ完全移籍。ユースから所属した“ブルーズ”に別れを告げ、伝統の背番号「7」を託されることになったマンチェスター・Uで新たな挑戦を始めた。だが、加入初年度の昨季は筋肉系の負傷が続いた影響もあり、あまり多くの出場機会を得られず。個人成績は公式戦20試合出場1ゴール1アシストにとどまった。
今季も負傷続きの状況に変化がなかったマウントだが、現地時間4日のプレミアリーグ第14節・アーセナル戦(● 0-2)では先発出場。同15日に行われた第16節のマンチェスター・シティ戦(〇 2-1)でも先発したものの、前半序盤に筋肉系のトラブルが再発。自らピッチに座り込み、14分にベンチへと下がっていた。
現在までマンチェスター・Uから負傷の詳細情報は出されていないが、残念な形で“マンチェスター・ダービー”を終えたマウントは20日に自身のインスタグラムを更新。苦しい胸の内をつづっている。
「僕が今どれだけ打ちのめされているか、言葉では言い表せない。おそらく、それ(負傷)が起こった時の僕の表情を見れば理解してもらえるだろう。あの状態が何を意味するのか分かっていたから」
「ユナイテッドのファン、あなた達はまだ僕のことをあまりよく知っていないかもしれないけど、1つだけ僕が保証できることがあるとすれば、決して諦めたり信念を失ったりしないということだ」
「以前にも言ったことだけど、僕は全てを捧げ続け、この厳しい時期を乗り越え、それが達成されるまで立ち止まらないよ」
【画像】マウントが再負傷に言及「言葉では言い表せない」