FC東京、松橋力蔵監督が就任[写真]=金田慎平

 FC東京は21日、2025シーズンより松橋力蔵氏が監督として指揮を執ると発表した。

 現在56歳の松橋氏は、現役時代に横浜マリノスや京都パープルサンガでプレー。引退後は横浜F・マリノスの育成組織でコーチ・監督を歴任し、2017年から2020年にかけてはトップチームでもコーチを務めた。2021年からアルビレックス新潟のコーチに就任し、翌年から新潟のトップチーム監督に就任した。

 初年度に明治安田生命J2リーグを制覇すると、新潟にとって6年ぶりのJ1リーグとなった2023年を10位で終えた。そして、今季は2024明治安田J1リーグを10勝12分け16敗、勝ち点「42」の16位で終え、J1残留を果たしたほか、2024JリーグYBCルヴァンカップではクラブ史上初となる準優勝に導いていた。しかし、先日に新潟の指揮官を退任することが発表されていた。

 ピーター・クラモフスキー前監督の後任を務める松橋氏は、FC東京の監督就任に際し、クラブ公式サイトを通じて次のようにコメントした。

「東京に関わるすべてのみなさまへ。みなさま、はじめまして。2025シーズンより東京の監督を務めさせていただくこととなりました松橋力蔵と申します」

「はじめに、このような素晴らしい機会を与えてくださったことに感謝を申し上げます。みなさまに信頼されるよう、ベストを尽くし、東京を愛するみなさまとともにスタジアムが熱狂の渦に包み込まれるように全力で取り組んでまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます」

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