生産性の高い人は、休日や連休をどのようにして過ごしてリフレッシュしているのでしょうか? 本記事では、仕事ができる人が、どうやって休日に息抜きしているのか、最近の研究を参考にしながら迫っていきます。
◆お金持ちの休日や連休の過ごし方
ドイツのコンスタンツ大学の研究によると、「自分は若い!」と思っている人ほど、仕事ができる傾向が見られたそうです。実年齢が若いのではなく、自分が若いと「感じる」だけでOKです。
お金持ちは「気分が若返る」ようなアクティビティを好むようです。たとえばアメリカでは、お金持ちな人ほどランニングやヨガを好む傾向があるのだとか。逆に、お金持ちでない人ほどランニングやヨガはやらないそうです。
特にスポーツは「気分が若返る」アクティビティの好例です。お金持ちほどスポーツに打ち込む!というのはたくさん例がありまして。たとえばMeta(元Facebook)を創業したマーク・ザッカーバーグ氏は柔術にハマっていますし、マイクロソフト創業者ビル・ゲイツ氏は最近ピックルボール※にハマっているそうです。
※板状のパドルを使い、穴あきのボールを打ち合うスポーツ
◆休日に若返ろう!
ほかにも、「新しいことへのチャレンジ」をすると、脳を若く保つことができるようです。
マサチューセッツ総合病院の医師ブラッドフォード・ディッカーソン氏らは、高い認知能力を有する高齢者を「スーパーエイジャー」と呼び、彼らの共通点を探りました。その結果、頭脳を若く保ち続けられる人は「新しい挑戦を恐れない」傾向があったそうです。
別の研究でも「休日に新しいことに挑戦をすると、満足感が高まる」ことが知られていますから、「挑戦」は、有意義な休みを過ごすキーワードといえるでしょう。
休日の過ごし方ひとつで、暮らしが大きく変わります。惰性でダラダラと過ごす休日も魅力的ですが、新しい挑戦を重ねるたびに、気分が若返り、休日の満足感も多いに高まるでしょう。
かくいう筆者は、休日はダラダラ過ごしがちなのですが……。たしかに、スポーツをしたり、行ったことのないイベントに参加したりすると、ダラダラ過ごすよりもリフレッシュできることが多いです。
「休みの日くらいゆっくりしたい!」という気持ちは痛いほど分かります。しかし、意外にも、ゆっくり過ごした休日ほど、「だらだらしてしまった」と後悔したり、あまり気分がリフレッシュできなかったりします。次の休日は、思い切って新しいことに挑戦してみてはいかがでしょうか。
参考資料:お金持ちは休日に若返る?(https://allabout.co.jp/gm/gc/503812/)
文:中原 良太(個人投資家・トレーダー)
18歳に株を始め、25歳でYahoo!株価予想達人で「ベストパフォーマー賞」を受賞。主に株式投資とマネー(お金)についての情報をSNSやYouTube、メルマガなどで発信。IQ上位2%のMENSA会員。
文=中原 良太(個人投資家・トレーダー)