川崎フロンターレは21日、FC町田ゼルビアより期限付き移籍加入していたGK山口瑠伊が、2025シーズンより完全移籍で加入することを発表した。
現在26歳の山口は、フランス人の父と日本人の母の間に生まれ、ロリアン(フランス)のユースチームやスペイン下部リーグのクラブにも在籍。世代別日本代表でもプレーした同選手は、2022年から2年間プレーした水戸ホーリーホックではJ2リーグ通算63試合に出場した。
2024年から町田に加入し、同クラブでは天皇杯1試合に出場。2024シーズン途中から川崎Fに期限付き移籍で加入すると、JリーグYBCルヴァンカップの2試合でゴールマウスに立った。
山口は完全移籍加入に際し、川崎Fのクラブ公式サイトを通じてコメント。「この度、FC町田ゼルビアから完全移籍することになりました。チーム、クラブ、サポーターの皆さんが温かく迎えてくれて、シーズン途中の加入でもすぐに溶け込むことができました。すばらしいチームと環境の中で日々成長を感じています。今に集中して鍛錬を重ね、チームの勝利に貢献できるよう頑張ります。これからもよろしくお願いします」と意気込みを示した。
また、同選手は町田のクラブ公式サイトを通じてもコメントを発表し、「この度、川崎フロンターレに完全移籍することになりました。町田では短い期間でしたが、沢山の温かい応援ありがとうございました。倒れるような暑い日、自主練が終わるまで待っていてくれたファン、サポーターの方々の姿は忘れません。チームが変わっても目標は変わりません。プレーを見たいといわれる選手になれるよう頑張ります。皆さんに出会えてうれしかったです。本当にありがとうございました」と感謝を綴った。
【ハイライト】山口瑠伊が完封勝利に貢献! 川崎F 1-0 甲府