マンCで活躍するオルテガ [写真]=Getty Images

 マンチェスター・シティに所属するドイツ代表GKシュテファン・オルテガが、現在のチーム状況について言及した。19日、ドイツメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。

 イングランド国内、そして欧州最高峰の舞台で無類の強さを誇っていたマンチェスター・シティが極度の不振に陥っている。今シーズンは開幕から13戦無敗と上々のスタートを切ったものの、10月末に行われたカラバオカップ・ラウンド16のトッテナム戦からは、ジョゼップ・グアルディオラ監督の指導者キャリア通じて初めてとなる公式戦5連敗。現在も本調子を取り戻すことができておらず、直近の公式戦11試合でなんと8敗を喫している。
 
 5連覇を目指すプレミアリーグでは首位リヴァプールと暫定「9」ポイント差の5位に留まり、チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズでも第6節終了時点で22位に低迷。こうした苦しい現状について、今シーズンここまで公式戦7試合に出場しているオルテガは「イライラしている」と率直な思いを吐露しつつ、グアルディオラ監督への信頼を次のように強調した。

「これまでイングランドを席巻してきた監督が突然あまりにも悪くなったとは誰も言わない。もしかしたら、彼は解決策を見つけることに執着しているのかもしれない。常に完璧に近い状態を求めているし、非常にポジティブだ。僕たちとの相性も良く、カリスマ性があり、常にバックアップしてくれる」

 現地時間21日に控えるプレミアリーグ第17節では、要塞とも称される敵地『ヴィラ・パーク』に乗り込み難敵アストン・ヴィラと対戦。その後も過密日程が続く。オルテガは「負傷している選手が復帰し、チームが団結することが重要だ。そうすれば勝利の軌道に戻れるだろう」と復調への鍵を口にした。