移籍が決まった遠野大弥(写真は今年6月22日のもの) [写真]=金田慎平

 川崎フロンターレに所属するFW遠野大弥が、横浜F・マリノスに完全移籍することが決定した。20日、両クラブが発表している。

 1999年3月14日生まれで現在25歳の遠野は、藤枝明誠高校からHonda FCを経て、2020年に川崎Fに完全移籍で加入。2020シーズンはそのままアビスパ福岡に期限付き移籍を果たし、2021シーズンから川崎Fでプレーしている。

 今シーズンは2024明治安田J1リーグで35試合出場1得点、2024JリーグYBCルヴァンカップで4試合出場2得点、天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会で2試合出場、AFCチャンピオンズリーグエリートで6試合出場1得点を記録していた。

 完全移籍が決定した遠野は川崎Fのクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。

「まずは4年間という短い間でしたが、ありがとうございました。苦楽を共にしてきたチームのみんなやスタッフの皆さんには感謝をしています。自分の目標を考えるにあたり、このタイミングしかないと思い決断しました。決して簡単ではない、この選んだ道を正解にできるように自分なりに頑張っていきます。このクラブに来られてよかったです。4年間ありがとうございました」

 そして、加入する横浜FMのクラブ公式サイトでも以下のようにコメントしている。

「川崎フロンターレから来ました遠野大弥です。歴史と伝統のある横浜F・マリノスに加入することができて、とても誇りに思います。このクラブはタイトルを奪還することが目標だと思いますので、強い気持ちと覚悟を持って闘います。よろしくお願いします!」