2得点をマークしたソランケ [写真]=Getty Images

 トッテナムに所属するイングランド代表FWドミニク・ソランケが、マンチェスター・ユナイテッド戦を振り返った。19日、イギリスメディア『BBC』が同選手のコメントを伝えている。

 カラバオ・カップ準々決勝が19日に行われ、トッテナムとマンチェスター・ユナイテッドが対戦した。試合は15分にソランケの得点でトッテナムが先制に成功。後半開始直後にも追加点を奪い、54分にはソランケが2得点目を挙げて3点差とする。しかし、マンチェスター・ユナイテッドも立て続けに2ゴールを記録して反撃。緊迫した展開となるなか、トッテナムは88分にソン・フンミンがコーナーキックを直接流し込んで再びリードを広げる。後半アディショナルタイムには3失点目を許したものの、そのまま試合は4-3で終了。接戦を制したトッテナムが準決勝へと駒を進めた。

 2得点をマークしたソランケは試合後のインタビューに応じ、「3-0でリードしていたから、もっとうまく試合に対処できたはずだ。時間をつぶすこともできたし、自分たちで苦しい状況を作ってしまった」とゲーム運びに対する反省を口に。一方で「だが、重要なのは勝って突破できたことだ」とベスト4進出への喜びを語っている。

 また、GKフレイザー・フォースターのミスで2失点を喫してしまったことについては、「サッカーとはそういうものであり、僕たちは団結する。ミスはサッカーの一部だ。僕らは粘り強く戦ってスピリットを示し、仕事をやり遂げた」と擁護。続けて、「ユナイテッドのようなチームを相手に得点を挙げるのは素晴らしいことだが、最も重要なのは今日勝って準決勝に進んだことだ」と自身の得点よりチームの結果を重要視する姿勢を強調した。