日本貿易振興機構(ジェトロ)は12月17日、世界最大級のプレシード投資家によるアクセラレーター「Techstars Tokyo」第2回プログラムの募集を開始した。2025年夏から約3カ月間のアクセラレーションプログラムを実施する。
ジェトロは、内閣府、経済産業省および東京都とともに、世界最大級のプレシードインベスターである米国のTechstars社によるエクイティ方式(出資付き)のスタートアップ・アクセラレーションプログラム「Techstars Tokyo」を実施している。
第1回プログラムで開催したデモ・デイでは、国内外の投資家約450名が参加した。Techstarsより投資を受けた12社の多くは、既に国内外投資家からの資金調達や大手企業からの業務提携などの提案を受けている。
今回募集を開始した第2回プログラムは、Techstarsが世界12カ国33都市で運営するアクセラレーションプログラムの中で、日本はアジア地域で唯一のアクセラレーションプログラム実施となる。
Techstarsの約4,000名のグローバルなメンターネットワークに加え、Techstars Tokyoが構築した総勢80名を超えるメンター(ユニコーン創出や上場・買収経験を有する連続起業家やエンジェル投資家など)が、参加スタートアップを支援する。
募集締め切りは、2025年5月14日(水曜/米国時間)。募集対象は、日本発で世界をめざす日系スタートアップならびに世界各国のスタートアップ。募集者数は12社。出資額は、Techstarsの組成するファンドから1社あたり12万ドル。
プログラム内容は、Techstarsのメンターネットワークを活用したビジネスモデルの検証・改善、ピッチトレーニング、デモ・デイなど。アクセラレーションプログラム開始は、2025年8月18日から。デモ・デイは、2025年11月11日を予定している。
応募は、Techstarsウェブサイトで受け付けている。