パーソルキャリアが運営する転職サービス「doda(デューダ)」は12月20日、「平均年収ランキング 2024」を発表した。
調査は2023年9月~2024年8月の1年間、正社員として働く20歳~65歳までのビジネスパーソンの平均年収をまとめて抽出されている。
2024年の平均年収は426万円で、前年から12万円アップした。過去8年間の中では最も大きな上昇額となっている。男女別では、男性は481万円で前年から17万円、女性は366万円で10万円アップした。
職種別で見たところ、1位は「技術系(メディカル/化学/食品)」の「医師」(1,089万円)、2位は「アナリスト」(911万円)、3位は「運用(ファンドマネジャー/ディーラー)」(873万円)だった。
業種別で見ると、1位は「ベンチャーキャピタル/プライベートエクイティ」(816万円)、2位は「金融」の「投信/投資顧問」(800万円)となっている。
業種分類別で見ると、トップ10に最も多くランクインしたのは「金融」、トップ20では、「金融」と「メディカル」だった。
2024年の年代別の平均年収は「20代」が360万円、「30代」が451万円、「40代」が519万円、「50代以上」が607万円だった。
前年から20代は8万円、30代は4万円、40代は8万円アップ、50代以上は前年を維持している。
47都道府県のうち、最も平均年収が高い都道府県は「東京都」(471万円)で、次いで「神奈川県」(452万円)、「千葉県」(435円)、「埼玉県」(426万円)、「茨城県」(424万円)と、トップ5を関東の都県が占めた。
47都道府県のうち44都道府県で年収がアップしている。