ナポリに所属するギルモア(写真左)とマクトミネイ(写真右) [写真]=Getty Images

 スコットランド代表のMFスコット・マクトミネイとMFビリー・ギルモアが、今シーズンからプレーするナポリについて語った。19日付けでイギリスメディア『BBC』が報じている。

 昨シーズンのセリエAで10位に終わったナポリは、今シーズン開幕前にアントニオ・コンテ監督が就任。マクトミネイはセリエAで13試合出場3得点を、ギルモアは同11試合出場を記録し、移籍1年目からチームの主力として活躍している。

 マクトミネイはコンテ監督について「監督は素晴らしい。非常に要求が高い」と語ると、「彼にはチームがどうプレーすべきかの明確な構造とアイデアがある。でも、彼は人々が思っているほど冷酷ではない。彼には良い面もあって、しっかり話をすることができる。トレーニングと仕事に関しては、ビジネスだ。私たちは仕事をし、勝つためにそこにいる。そして、私たちは皆その同じ目標を共有しているんだ」とコメント。

 またギルモアも「彼は真剣な監督だ。でも、私は彼がかなりストレートだと思う。理解しやすい。ピッチに出てプレーをし、問題があれば彼が教えてくれる」とコンテ監督についてコメント。さらに「自分に挑戦させたいし、どこまでできるか見てみたい」と新天地での活躍を誓うと、「ブライトンでは自信を取り戻した。去るのは決して簡単ではなかったが、自分が正しいことをしているとわかっていた。サッカーでは自分を守らなければならない」と自身のキャリアについて語った。

 マクトミネイも今シーズンの移籍について「自分のことを考えなければならなかった」と言及。そして、「大きな決断だったが、ある意味ではかなり簡単だった。情熱的なファン、監督、選手たちを見て、チャンスを感じたよ」「決断にはそれほど時間はかからなかった。これが自分の望んでいることだとわかっていたし、人生で後悔はない。この場所が大好きだ。ファンが大好き、チームメイトが大好き。ビリーと毎日一緒に過ごすのは、スコットランドで見るだけとは全然違うし、お互いにたくさん助け合っているんだ」とコメントし、充実感を示している。