わたしたちが毎日の生活の中で、ついついやってしまいがちな「金欠を招く悪い習慣」。これを改めるだけで、お金が少しずつうまく循環していくようになり、金欠にサヨナラできるのです。

長年にわたり西洋発祥の『バグア風水』を研究する心理占術研究家の天城映(あまき えい)さん。開運する行動や家づくり、部屋の選び方に詳しい天城さんに、今回は金欠を呼ぶ5つの悪い習慣と正し方についてお教えいただきました。

いま日本は物価は上がっても賃金はなかなか上がっていかないという苦しい状況……。わたしたちのお財布事情も厳しくなっています。でも!あきらめるのはまだ早い!

わたしたちが毎日の生活の中で、ついついやってしまいがちな「金欠を招く悪い習慣」。

これを改めるだけで、お金が少しずつうまく循環していくようになり、金欠にサヨナラできるのです。

◆NG習慣1:水まわりの掃除が習慣化されていない

わたくしが学んできた西洋発祥の風水の流派である「バグア風水」では、「水」はお金の象徴と言われています。

台所やバス・トイレ本体などの水まわりはもちろん、そこに通っている排水口や排水パイプをまめに掃除し、ぬめりやゴミを除去することで、水がスムーズに流れるようになり、ひいてはお金も滞りなく回っていくようになるのです。そういえば排水口や排水パイプなどを掃除していない。

最近、流れが遅い。水を流すとごぼごぼ音がするという方は、ぜひやってみてくださいね。

またよどんだ水・濁った水が家の中にあると、そこから金運が下がっていきます。枯れた花を挿したままの花瓶をそのままにしていたら、金欠一直線! 一刻も早く花瓶を洗って水を交換し、さっぱりさせましょう。

◆NG習慣2:キャッシュレスに特化し、現金を持たない・使わない

キャッシュレスはたしかに便利。お金をおろす必要はないし、ポイントはたまるし、支払いのときももたつかなくてスマートだし、いいことづくめ!……たしかにそうですが、財布にはもはやカード&レシートだけ。現金払いのみ可、というときにお手上げ状態になってしまいます。これでは金運はダダ下がり。金欠状態を招く可能性が大です。

というのも、お金はお金のあるところに吸い寄せられてくるものだから。せっかくお金のほうであなたのところに行く気になってくれても、仲間がいないならやめておこうかとなってしまいます。見せ金というとなんですが、せめてお金が「仲間がいる!」と認識してくれるくらいはお財布に入れておきましょう。

最低1万円、できれば3万~5万円の現金をいつも入れておくといいですね。

◆NG習慣3:廊下や通路、階段にものを置きっぱなし

「片付けるのが面倒」とか「すぐにまた使うから」といった理由で、廊下や通路、階段にものを置きっぱなしにしている方が少なくないと思いますが、実はこれも金欠を招くNG習慣。

廊下や通路、階段は、本来、家の隅々まで「気」を行きわたらせる機能を持っていますが、ものが適当に置かれていては、気の流れを滞らせる結果に。ひいては金運も下がってしまいます。

ただし廊下や通路を利用して棚などの収納を置くのはあり。その場合は人や気が通る際に妨げにならないよう、扉のついた薄型のものがおすすめ。見た感じがすっきりしていると、風水的に吉です。

◆NG習慣4:消耗品の在庫管理をしていない

家の中には、トイレットペーパーなどたくさんの消耗品およびその買い置きがありますね。これらの在庫管理をする習慣がないと、家にあるのにまた買ってダブらせたり、逆に在庫切れに気づいて間に合わせのために結局高いものを買う羽目になったりと、余計な出費を招く→金欠への第一歩に。

また在庫をむやみに増やして、収納ケースを買って部屋のスペースを侵食されるのも本末転倒ですね。

消耗品の在庫はきちんと管理し、適正量に抑える習慣をつけましょう。金運アップ&金欠防止に直結するようにはあまり見えないのですが、案外バカになりませんよ。風水的には、在庫過剰の状態は、家の中の気の流れを滞らせ、金運までも停滞させることをお忘れなく。

◆NG習慣5:散らかっているものを、適当にまとめて放り込む癖がある

急な来客などで、一刻も早く部屋をきれいにしなくてはならないときがあります。そういうとき、そのへんに散らかっているものを一気にまとめ、見えない場所に放り込むのはある意味緊急避難みたいなものなので否定はしません。

ただ問題はそのあと。それらのものを時間ができたときに「所定の位置」に戻すならいいのですが、それができないようだと、結局いつまで経っても片付かないまま。

あれがない、どこへ行った?なくしちゃった!?の繰り返しになり、出てこないからと買ったらひょいっと出てきて、同じものばかりいくつもたまったり、余計な出費につながったり……。ひいては金運を妨げる結果になります。

これを防ぐには、とにかく何でも、「所定のしまい場所」を決めること。そしてなるべく早く、その場所に戻すこと。これが大事です。所定のしまい場所を決めると、

1)必要なものがすぐに出てくるからイライラしない。

2)探す手間を大幅に少なくできる。

3)必要なものがすぐに見つかれば、買いなおすお金がいらない。

というメリットが生まれます。

精神的にも時間的にも金銭的にもロスがありませんし、ゆとりが生まれ、そのゆとりが金運を引き寄せる結果になっていくのです。

いかがでしたか? 今回はたくさんある「金欠を呼ぶ悪い習慣」の中から、比較的多くの方にあてはまるのではと考えられるものを5つ挙げてみました。お読みになった中で、「あるある、あるな~!」というものがあったら、少しずつでもいいので改善に乗り出してみてくださいね!

教えてくれたのは……天城 映(あまき えい)さん

命・卜・相 各種占い、心理、スピリチュアルおよび関連する学問を学び、心理占術研究家として活動を開始して36年。「バグア風水」に最初に出会ったのは2008年。2015年より日本におけるバグア風水第一人者ユキ・シマダ先生に直接師事。最上位課程である風水ライフコーチ©および風水インテリアセラピスト©を修めたのとほぼ同時期に、「天城堂」(不動産業)を、東京都の正式認可を受けて開業。「天城 映だからこそできる開運住まい探し・住まいづくり」をモットーに、吉方位に移転して運をつかみたい方、風水で住まいのエネルギーを上げたい方からのご相談に応じている。

文=あるじゃん 編集部