酒造大手の大関は、同社のロングセラー商品「ワンカップ」と東海道新幹線がともに60周年を迎えることを記念し、特別企画「ダイヤモンドパーティー」を12月15日に実施した。東京発新大阪行「のぞみ」の1両を貸し切り、1,049件の応募から選ばれた60名を無料招待した。

  • 「ワンカップ号」出発前の東京駅ホームにて。東島衣里アナウンサーと大関の代表取締役社長、長部訓子氏

「ワンカップ号」は、ワンカップをイメージしたヘッドカバーやカーペットを設置した特別仕様に。車内でさまざまな企画を実施し、オリジナルラベルのワンカップなど、酒とつまみを詰め合わせた「ワンカップアニバーサリーセット」を車内で提供した。ワンカップの蔵出し原酒、日本酒アイス専門ブランド「SAKEICE」とのコラボ商品「ワンカップ大関アイス」も用意された。イベントの司会進行は、日本放送の東島衣里アナウンサーがJR東海の制服姿で務めた。

ゲストによるトークイベントも行われ、辛坊治郎さんは富士山と大関誕生の話から2025年の予言まで、スペシャルトークで車内をわかせた。ラジオ番組から誕生した、落語家の錦笑亭満堂さんとMBSの福島暢啓アナウンサーによる異色漫才コンビ「ヤングタウン」は、ワンカップや東海道新幹線にまつわる新ネタを披露。今年、東海道新幹線と同じくデビュー60周年を迎えた歌手の加藤登紀子さんも登場し、「FM COCOLO」のDJ、加美幸伸さんと息の合ったトークを繰り広げた。大関のCMソング「酒は大関」も歌唱し、車内を盛り上げた。

  • ヘッドカバーをワンカップ仕様に変更した「ワンカップ号」

  • オリジナルラベルのワンカップが入った「ワンカップアニバーサリーセット」

  • 大関のCMソング「酒は大関」を歌う加藤登紀子さんが乗車

参加者からは、「まるでディナーショーのように催し物を楽しむことができ、新大阪までの道のりがあっという間だった」と好評の声が寄せられたという。